4月から5月にかけて上演される
今年100周年を迎える「レビュー 春のおどり」は、1926年に誕生して以来、春の風物詩として上演されてきた
北林は、雪の影響で会見に間に合わず、代わりにメッセージが到着。北林は「本作品はおよそ25年前に奈良県のとある記念イベントのため、オリジナルに製作された作品です。その際も、その時の自分の精いっぱいの経験と情熱で取り組んだ作品ではありましたが、こうして長い年月を経て再びOSK作品として、翼和希、千咲えみはじめ魅力的なキャストを得て皆様にご覧いただくことができること、大変うれしく光栄に思います」とコメント。また「改めて当時の脚本を読み返しますと、やはり時代の変化は抗いようもなく、今回はシェイクスピアの普遍的なテーマを捉えつつ、かつ日本の様式美、歌劇の魅力を結集し、現代のエンタテインメントとして見応えのあるものを目指したいと存じます。昨今のエンタテインメントでは劇場離れの傾向も危惧されておりますが、南座、新橋演舞場、博多座、それぞれ日本を代表する劇場で、劇場でしか見られないステージをお楽しみいただけましたら幸いです」と述べた。
続けて平澤があいさつ。「『春のおどり』に関しては、これで3作品目になります。前回から5年ぐらい経っているらしいので(笑)、また新たな気持ちで作品に取り組んでいきたいと思います。そして私事ではありますが、実は昨年の『春のおどり』のときも振付に入るはずだったのですが、振付直前にアキレス腱が切れまして、悔しいことにそれに参加できなくなりました。なので、その悔しさもバネに、この作品に全勢力を傾けて取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします」と話すと、劇団員たちから大きな笑いが起きた。
翼は「『春のおどり』は、上演100周年という大変おめでたい年でございます。そのような節目の年に、こうして伝統ある『春のおどり』という演目を上演することができて、本当にうれしく思っております。100年間この演目を守り続けてくださった先輩方、そしてそれを支えてくださった皆様の思いも背負って、私たちもそれを受け継ぎ、そしてまた未来にそれをつなげていけるように、今回の作品全力で取り組んでまいりたいと思います」と話す。さらに「第一部の『たまきはる 命の雫』の原作は、あまりにも有名な『ロミオとジュリエット』です。この作品は、当時ご覧になった方がとっても心に残っている大切な作品だとおっしゃっていて、その作品に、25年の時を経て巡り会うことができ、挑戦する機会をいただけたことは何かのご縁かなと思い大切に挑んでいきたいなと思っております。第二部の『Silenphony-サイレンフォニー-』では、平澤先生のあの渾身のご挨拶を受けて、私たちもそれを倍以上にお返しできるように全力で取り組んでまいりたいと思います。“ダンスのOSK”と皆様にしかと受け止めていただけるように全力で挑んでまいりたいと思います」と意気込んだ。
続けて千咲は「OSKの大切な大切な『春のおどり』という作品を、関西圏でこの4月に上演できますこと、本当に松竹様のお力添えあってこそと感謝しております。そして今年もまた新たな一つの節目となるこの『春のおどり』、私個人ももちろんですが、劇団として新たな一面を皆様にお見せできるよう、一丸となって頑張ってまいりますので、どうぞ皆様お力添えいただけたら大変うれしく思います」と力強く語った。
公演は4月10日から19日まで京都・南座、30日から5月5日まで東京・新橋演舞場にて行われ、OSK日本歌劇団「レビュー 夏のおどり」が、7月18・19日に福岡・博多座で上演される。京都公演は3月9日10:00、東京公演は16日10:00に一般前売りをスタートする。
OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」(2026年)
開催日程・会場
2026年4月10日(金)〜19日(日)
京都府 南座
2026年4月30日(木)〜5月5日(火・祝)
東京都 新橋演舞場
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