態変が「BRAIN」元にした新作を発表、金滿里「脳もAIも身体という大宇宙の片鱗」
2026年1月6日 13:30
3 ステージナタリー編集部
態変 第81回公演「BRAIN 2」が2月20日から23日まで大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01で上演される。
金滿里が作・演出を務める本作は、昨年9月に国際芸術祭「あいち2025」で初演された「BRAIN」を元にした新作。扇町ミュージアムキューブ 2025のラインアップ演目の1つとして上演される。作中では、38億年におよぶ時間軸の中で、直立することを選ばなかった芋虫集団の姿が、進化史における“もうひとつの可能性”として描かれる。「BRAIN 2」では後半、AIに管理された近未来都市に迷い込んだ芋虫集団の様子が展開し、新たな結末が導かれる。態変の芸術監督である金は「パフォーマーの身体が語りだすその次、今度は脳をその身体の一部として仲間に入れたくなった。国際芸術祭『あいち2025』で作った『BRAIN(ブレイン)』ではそのことを問題にした。そこで表出させられたからこそ、次に見えてきたもの。脳もAIも、身体という大宇宙の、片鱗にしか過ぎない。が、その身体と脳で人間は戦争という最大の軽薄な破壊をやらかす今に、我々は生きているということである」とコメントした。なお本作では、AIを用いた作品制作で知られる時里充が、システムアーキテクトとして参加する。
金滿里コメント
私自身、良いという身体表現の基準が、健常者の五体満足優生思想とは、明確に違うのだと思う。
それは43年間にわたり、態変の身障者の強烈な肉体から身体表現を創るのに、脳からのコントロールを介さずにダイレクトに身体自身が語りだすものを脳に邪魔させず、身体が捉え出現させるその瞬間、に価値を置いてきたからだ。それは気の遠くなる時間と忍耐との闘いと、全身全霊を懸け根気強く待つということに尽きる。
パフォーマーの身体が語りだすその次、今度は脳をその身体の一部として仲間に入れたくなった。国際芸術祭「あいち2025」で作った「BRAIN(ブレイン)」ではそのことを問題にした。そこで表出させられたからこそ、次に見えてきたもの。脳もAIも、身体という大宇宙の、片鱗にしか過ぎない。が、その身体と脳で人間は戦争という最大の軽薄な破壊をやらかす今に、我々は生きているということである。
態変 第81回公演「BRAIN 2」
開催日程・会場
2026年2月20日(金)〜23日(月・祝)
大阪府 扇町ミュージアムキューブ CUBE01
スタッフ
作・演出・芸術監督:金滿里
システムアーキテクト:時里充
出演
金滿里 / 小泉ゆうすけ / 下村雅哉 / 渡辺綾乃 / 井尻和美 / 向井望 / 池田勇人 / 山﨑ゆき
障碍者・介助者割引、25歳以下料金、12歳以下料金あり。
態変 @imaju_taihen
\📰ステージナタリー掲載📰/
公演情報を掲載していただきました!
主宰の金滿里のコメントでは、態変の身体表現について・『BRAIN』の続編としての背景について語られています。
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