これは、
誰もが知る大企業である三田グループの創設者・三田宗一郎の二十三回忌と、宗一郎の長男・宗慶の七回忌のために、三田の血を受け継ぐ者たちが集まった。三田一族の人間はみんな、曽祖父の宗一郎に名前を付けられ、祖父・宗慶に仕事などの生きる道を決められる。そこへ、20年前に三田家で起きた事件を追っているルポライターを名乗る男が現れて……。
開幕に際し宮下は「節目ではありますが、これまでと変わらず、信頼する仲間と今回初参加の魅力的なキャストと共に、いま届けたい作品と静かに向き合いながら作劇してまいりました。三田一族をめぐる物語『許溶のとき‐kyoyō no toki‐』は、これまでの作品とは少し異なる空気を感じていただけるのではないかと思います。我々にとっても、またひとつ新しい挑戦となりました。第10回公演を迎えられたのは、皆様との大切なご縁が積み重なって生まれたものです。その巡り合わせすべてに、改めて深く感謝申し上げます。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみくださいませ」とコメントした。
そのほかのキャストのコメントは以下の通り。上演時間は約2時間10分、公演は12月21日まで。なお本公演は配信も行われる。
定本楓馬コメント
宮オムプロデュース公演が今回で10回記念ということで、これまで応援してきてくださった皆様に感謝して、この作品が大切なものになれるように全力で努めます。この作品を沢山苦しんで愛して、最後まで向き合いつづけたいと思います。
赤澤燈コメント
「許溶のとき」いよいよ開幕いたします。
宮オム第10回公演ということで節目の公演でもありますし、個人的には宮オム第6回公演から一緒に参加してきた楓馬の座長公演ということで、今までいただいてきた想いをしっかりお返ししたいなと力が入ります。皆さまが観終わった後にどう感じるのかまだ未知数ですが、色々な想いが溶け合い心に残る作品になるよう尽力します。
稲垣成弥コメント
宮下貴浩×私オムプロデュース第10回記念公演「許溶のとき」、いよいよ初日を迎えます。
意気込みという言葉があまり似合わない作品だと思っているのですが、今まで稽古場で作り上げてきた、この作品の世界観をきちんと皆様に届けられるように、舞台上で三田金人として千穐楽まで生き抜こうと思います。すごく素敵な作品です。楽しみにしていてください。劇場でお待ちしております。
松田昇大コメント
宮オムさんプロデュース作品に参加出来ること、心から嬉しく思います。
役者としても、人生としても先輩の方々に囲まれて沢山のことを感じた稽古期間。演じる三田志音のように、強く、自分らしく舞台上に居続けたいと思います。最後まで応援よろしくお願い致します。
横山涼コメント
岡部役を演じさせていただきます、横山涼と申します。
2022年の第5回公演「極端な人たち」からお世話になり、こうして第10回記念公演まで出演させていただける事を本当に嬉しく思います。この仕事をしていたから出会えた人たち、そしてその人たちのおかげでさらに増えたご縁があり、その上でこうして仕事を続けられております。この御恩を少しでも返せるよう、皆様にしっかり楽しんでいただけるように今回も全力で演じます!
安里勇哉コメント
2025年の最後を締めくくる舞台。そして38歳、最初の舞台。これまで稽古してきましたが、お客様が入った劇場での本番がどうなるのか本当に未知数です。想像できない。全員が本気で挑んでます。宮オム第10回公演。今まで同様、今回も千秋楽まで全力で演じます。
高崎翔太コメント
久々の宮オムです!
オムくんとみんなと話し合いながら、深く緻密に作り上げてまいりました。それぞれに何か大切な思いがあり、その思いがすれ違ったり、その思いに気づいたり。濃密な2時間です。
どうぞよろしくお願い致します。
糸川耀士郎コメント
舞台「許溶のとき‐kyoyō no toki‐」いよいよ開幕いたします。僕が演じる恵知希という役は、今までに演じた事のない役柄です。その難しさに頭を悩ませながらも、物語の中で大切な役割を担う人物なので、稽古の中で丁寧に繊細に役を作り上げていきました。その役作りが凄く楽しくて新鮮だったのが良い思い出です。皆様がこの作品を見てどういう感情に出会うのか……僕自身も楽しみにしております。
宮下貴浩×私オム プロデュース 第10回公演 舞台「許溶のとき -kyoyō no toki-」
開催日程・会場
2025年12月10日(水)〜21日(日)
東京都 シアターサンモール
スタッフ
脚本・演出:
ステージナタリー @stage_natalie
宮オム第10回「許溶のとき」開幕 宮下貴浩「またひとつ新しい挑戦」(舞台写真 / コメントあり)
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