ぼちぼちやる派による“トンチキコメディ”「脱法プードル♡KAWAIIエクスプロージョン」

「ぼちぼちやる派 第2回公演『脱法プードル♡KAWAIIエクスプロージョン』」が、7月13日から15日まで東京・SCOOLで上演される。

ぼちぼちやる派は、石田優希子が主宰し、昨年立ち上げたソロ演劇ユニット。「脱法プードル♡KAWAIIエクスプロージョン」では、国による少子化対策として、ペットやファンシーキャラクターが禁止された世界が舞台の物語が展開する。その施策では、“かわいい”存在を人間の赤ちゃんに絞ることで、出生率を向上させることを目的としていた。禁止から30年、デザイン事務所で働いているが、“かわいい”デザインが苦手な嵐田は、事務所の社長でもあるカリスマデザイナー・以倉の才能の秘密を探るべく、その自宅まで跡をつけていた。そこで嵐田は、禁止されているはずの一頭のプードルを見つけ……。

上演に向け、石田は「人々の実生活に目を向けることなく、押し付けるばかりの『対策』に怒りを募らせる日々です。国でも会社でも家庭でも、コミュニティの大小を問わず、誰かが圧を受けています。そんな中で私たちは、なるべく楽しく笑って生きていかなくてはなりません。ぼちぼちやる派の新作は、エネルギッシュで明るいトンチキコメディです。笑顔で一緒に酷暑を乗り切りましょう！ みなさまと会場でお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。