Travis Japan七五三掛龍也が黒柳徹子の恋人役に!6度目の「ハロルドとモード」上演決定

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「ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」が、9月30日から10月10日まで東京・EX THEATER ROPPONGI、16日から19日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

「ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」ビジュアル

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本作は、1971年にアメリカで公開された映画「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」をもとに、G2が上演台本・演出を手がける舞台作品。2020年に朗読劇として初演されて以降、黒柳徹子のライフワーク公演として上演が重ねられてきた。劇中では、“死にたがり”の19歳の青年ハロルドが、何事にも縛られず人生を楽しみ尽くす79歳の女性モードに出会うことから始まるラブストーリーが展開する。6度目の上演となる今回は、これまで生田斗真、藤井流星、佐藤勝利、向井康二、松島聡が演じてきたハロルド役を、Travis Japanの七五三掛龍也が担当。そのほかの出演者には森迫永依前野朋哉松尾貴史和久井映見が名を連ねている。

出演決定に際し、七五三掛は「決まったことをTravis Japanのメンバーに話したのですがとても喜んでくれました。黒柳徹子さんは、芸能界の大先輩であり、小さい頃から拝見していた存在なので、このような形でご一緒させていただけてとても嬉しく思います」と述べ、「ハロルド役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦だと感じています。ハロルドは愛に飢え、どこか子供らしい純粋さを持っている青年です。その不器用さと繊細さを大切にして、彼がモードと出会って少しづつ変わっていく心の動きを丁寧に表現したいなと思っています」「皆さんの心に残る作品になるよう、そして事務所の方々がバトンタッチしてくださったこの役を全力で演じます! ぜひ、足を運んでいただけたら嬉しいです!」と呼びかけた。

G2、黒柳のコメントと、七五三掛のコメント全文は以下の通り。

G2コメント

正直なところ最初は朗読劇に全く興味はありませんでした。ですが、徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、6年前、台本も新たに執筆し「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。そう! 6年前です。なんと! それから毎年上演、今年で6回目! これほどまでに再演を重ねてこれたのは、なんといっても徹子さんの熱意、そしてモード役を演じる徹子さんがとてつもなくキュート過ぎること。そしてモードがさりげなく説く、人生をいきるコツが、しっとりと心に染み渡ることかと思います。
もう一つの理由は、毎年、徹子さん以外のキャストが全員新しくなること、今年も、30歳なのにきっと19歳に見えるであろう七五三掛くんのハロルド、初めてお会いすることになる和久井映見さん、森迫永依さん、前野朋哉さん、久々にご一緒する松尾貴史さんらが繰り広げてくれる生のセッションのおもしろさが、今年も作品の魅力をさらに引き出してくれるはず。
キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも出演者の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークに笑っていただき、そして最後は……。
人間や人生についてピュアに感じることができる舞台です。生きている素晴らしさを実感できる時間を、ぜひ体験しにいらっしゃってください!

黒柳徹子コメント

喜劇がお好きな皆さまへ

皆さま、こんにちは。今年も朗読劇「ハロルドとモード」をやらせていただきます。
今年のハロルドはTravis Japan(トラヴィス ジャパン)の七五三掛龍也さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。ハロルドの母親は和久井映見さん。フィネガン神父は松尾貴史さん。若い女性は森迫永依さん。ハーレイ医師は前野朋哉さん。とても楽しみです。

朗読劇は6年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、皆さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています。

この作品は、おもしろい変わったお婆さんのモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドはお金持ちの息子ではありますが、孤独で「人生、死んだほうがまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。

私が「ハロルドとモード」の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、いつか、私もモードの役を、と思っていました。私は、いまでも涙が止まらなかった若い頃をなつかしく思い出します。

七五三掛龍也コメント

「ハロルドとモード」への出演が決まり、とても嬉しいですし、それと同時に緊張もしています!
ハロルド役は、これまでたくさんの事務所の方々が演じられてきました。今回、僕にバトンタッチをしていただくことになり、身が引き締まる思いです! 決まったことをTravis Japanのメンバーに話したのですがとても喜んでくれました。
黒柳徹子さんは、芸能界の大先輩であり、小さい頃から拝見していた存在なので、このような形でご一緒させていただけてとても嬉しく思います。
徹子さんが長年、大切に演じてこられたモードとの関係を築いていけるように努力を重ねたいです。
ハロルド役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦だと感じています。ハロルドは愛に飢え、どこか子供らしい純粋さを持っている青年です。
その不器用さと繊細さを大切にして、彼がモードと出会って少しづつ変わっていく心の動きを丁寧に表現したいなと思っています。
ハロルドが、少しづつ心を開き、愛を知っていく過程をみなさんに見守って頂けたら嬉しいです! 皆さんの心に残る作品になるよう、そして事務所の方々がバトンタッチしてくださったこの役を全力で演じます! ぜひ、足を運んでいただけたら嬉しいです! よろしくお願いします!

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「ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」

2025年9月30日(火)〜10月10日(金)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

2025年10月16日(木)〜19日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

スタッフ

作:コリン・ヒギンズ
上演台本・演出:G2
音楽・演奏:荻野清子

出演

黒柳徹子 / 七五三掛龍也(Travis Japan) / 森迫永依 / 前野朋哉 / 松尾貴史 / 和久井映見

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