これは
上演に際しごまは「苦労話が伝わりづらい世の中です。例えば身勝手な旦那に振り回された女性がいるとします。どれだけ苦労したか語っても、若者からは『別れたらええだけちゃうん』と歌心のない返事しか返ってきません。けれどそんな若者ももう少し我慢して耳を傾ければ、語り手が昔の自分に寄り添い、若き日の自分を励まし、今の自分を労っている姿を見ることができるでしょう。それは感動的な姿です。若者の苦労話離れが言われて久しい昨今、この姿を拝むことなく老いゆく人が沢山いるのは寂しいかぎりです。『さらば、象』は平たく言うと『苦労話系演劇』です。沼に咲く蓮のような清々しいお芝居です。この豊穣な世界をアナタも覗いてみませんか。特に親の苦労話がもう聞けなくなった方、まだ生きてるけど聞きたくねぇやって方は、ぜひご来場ください」とコメントした。
ニットキャップシアター 25周年記念公演 第46回公演「さらば、象」
2025年1月31日(金)〜2月3日(月)
兵庫県 AI・HALL
スタッフ
脚本:
演出:小原延之
出演
髙安美帆 /
※U-25チケット、学生割引、高校生以下以下割引、ペア割、初日割、伊丹市民割引あり。
ごまのはえ @gomanohae
2025年最初の現場は「さらば、象」です。25年度末で閉館することが決まったアイホールでの上演です。これまでの感謝をこめて創作しております。ありがとう、そしてさらば!#さらば象 https://t.co/BfrCjXOHzY