SPAC「象」幕開け、EMMA「別役実さんの言葉をそれぞれの視点で楽しんで」

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SPAC「象」が昨日12月7日に静岡・静岡芸術劇場にて開幕した。

SPAC「象」より。(撮影:おおたこうじ)

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SPAC「象」より。(撮影:おおたこうじ)

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「象」は、かつてヒロシマで負ったケロイドを、群衆に晒し喝采を浴びる“病人”とそのおいを巡る、別役実の作品。今回はSPACのEMMA(旧・豊永純子)が演出を担う。開幕に際しEMMAは「ついに、静岡芸術劇場にて『象』の公演がはじまりました。初日、お客様が非常に集中力高く食い入るように舞台を見つめてくださっていると感じました。あらゆる年代の皆さまに、SPACベテラン俳優陣の肉体を通して別役実さんの言葉の数々を体験し、それぞれの視点で楽しんでいただけると幸いです」とコメントした。

SPAC「象」より。(撮影:おおたこうじ)

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出演者には男役の牧山祐大、病人役の阿部一徳、病人の妻役の吉植荘一郎、医者役の小長谷勝彦、看護婦役の榊原有美、通行人役の渡辺敬彦が名を連ねた。

SPAC「象」より。(撮影:おおたこうじ)

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なお本日8日終演後にはEMMA、瀬戸山美咲、堀川炎、福永武史が登壇し、司会を宮城聰が務めるスペシャルトークが行われる。さらに8日と14日には「はじめての別役稔講座」(8日は演劇部限定、14日は一般向け)、14・15日には「静岡の戦争の記憶を巡る街歩きツアー」(14日は日本語ツアー、15日は英語モニターツアー)が実施され、15日まで静岡芸術劇場1Fロビーにて「原爆と人間」展が開催される。また本公演は「SPAC秋→春のシーズン2024-2025」の1プログラムにラインナップされている。

上演時間は約1時間30分、公演は12月15日まで。

【動画】SPAC「象」

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SPAC「象」

2024年12月7日(土)・2024年12月8日(日)、2024年12月14日(土)・2024年12月15日(日) ※公演終了
静岡県 静岡芸術劇場

スタッフ

作:別役実
演出:EMMA(旧・豊永純子)

出演

男:牧山祐大
病人:阿部一徳
病人の妻:吉植荘一郎
医者:小長谷勝彦
看護婦:榊原有美
通行人:渡辺敬彦

公演・舞台情報
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読者の反応

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SPAC-静岡県舞台芸術センター @_SPAC_

\初週終了!ラスト2公演/
本日のSPAC『象』も無事に終演いたしました!
ステージナタリーの開幕ニュースもぜひご覧ください🐘🐘ご感想もお待ちしております!
いよいよ来週末でラスト・・・!SPACベテラン俳優の身体を堪能できるこの機会をお見逃しなく👀
https://t.co/xw7jT1zYZ9 https://t.co/Sdxils2AyR https://t.co/qS6ezBUuNm

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