初めて歌舞伎以外の舞台に出演する鷹之資は「お稽古でも台本を握る手が震えるほどだったんですが、共演者の皆さんが温かく迎え入れてくださったので、稽古場の雰囲気にもすぐなじむことができました」とキャストたちへの感謝を口にしつつ、Wキャストの濱田については「お互いの稽古を見てああじゃない、こうじゃないと言い合いながら役を作ってきました。“同じ矢三郎だけど違う矢三郎”をお客様に楽しんでいただけたら。新橋演舞場から京都の南座、愛知の御園座にも参りますのでぜひ3都市、最低でも5回は観に来ていただきたい(笑)」と観客にメッセージを送る。さらに鷹之資は「個性豊かなキャラクターばかりが登場する面白い作品ですので、皆さんぜひ楽しんで『面白きことは良きことかな!』と帰っていただけるとうれしいです」と話した。
濱田は「鷹之資さんには良くしていただいて、年齢が近いのでセリフの言い方だったり、舞台上での立ち振る舞いだったりと、細かいところまで相談もしました。稽古場ではみんなでお互いに意見を出し合い、スタッフの皆さまや演出のG2さんともいろいろなお話をさせていただきながら作り上げてきた作品です」と述べ、「天狗と狸と人間の三つ巴の中でも、家族のシーンが多かったり、それぞれの兄弟の中の“矢印”が面白く描かれているので、矢三郎のそれぞれの接し方の違いが面白いのではないかなと思います」と見どころを語った。
東京公演は11月11日まで。本作はその後、16日から23日まで京都・南座、30日・12月1日に愛知・御園座でも上演される。
なおステージナタリーでは、本作の特集を展開。鷹之資と濱田に、作品への思いや互いの印象を語ってもらった。有頂天家族
2024年11月3日(日・祝)~11日(月) ※公演終了
東京都 新橋演舞場
2024年11月16日(土)〜23日(土・祝)
京都府 南座
2024年11月30日(土)・12月1日(日)
愛知県 御園座
スタッフ
原作:森見登美彦(幻冬舎「
脚本・演出:
出演
下鴨矢三郎:
弁天:
下鴨矢一郎:
下鴨総一郎 / 夷川早雲:
赤玉先生:
下鴨桃仙:
寿老人 / 岩屋山金光坊:
金閣:
銀閣:
淀川長太郎:林田一高
夷川海星:
下鴨矢二郎:佛淵和哉
下鴨矢四郎:橋本偉成 / 徳山なお
※中村鷹之資は東京・京都公演のみ出演。
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ダンスに関わる振付/ステージング面も
ダンス統括として担っております。
東京は11日まで。ぜひよろしくお願いします!! https://t.co/yqhzd6j34U