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これは、creationそらあいだが“上演の場”について考える〈上演の場〉を探るシリーズの第1弾。今回は、安部公房の戯曲「棒になった男」を、清水ひなたの脚色・演出で立ち上げる。清水は、公演の経緯を「同じ場所・同じ時間にわざわざ人が集う〈上演の場〉に、私はどうしても心惹かれてしまいます。情報と娯楽が溢れる、コスパ・タイパの時代だからこそ〈上演の場〉が持つ可能性を探り続けたい。その一環として〈上演の場〉を探るシリーズvol.1『棒になった男』を上演いたします」と説明しつつ、「安部公房の戯曲は奇妙で不可思議で、どこか滑稽で、それでいて鋭い。安部公房生誕100周年という記念の年に、本作を上演できることを嬉しく思うと共に、2024年の今上演することの意味を大切にして臨みます。戯曲の力を借りつつ、創り手と観客の全員で創る〈上演の場〉を、ぜひ共に探ってみませんか? あなたのご来場、お待ちしております」と来場を呼びかけた。
出演者には、小野塚咲良、佐藤眞、田中孝史、野本有希子、樋口佑奈が名を連ねた。なお、本編上演後には、公演関係者と観客が感想を話し合う「dig会」が実施される。詳細は公式サイトを確認しよう。
creationそらあいだ 〈上演の場〉を探るシリーズvol.1「棒になった男」
2024年9月14日(土)・2024年9月15日(日) ※公演終了
東京都 兎亭
スタッフ
脚色・演出:清水ひなた
出演
小野塚咲良 / 佐藤眞 / 田中孝史 / 野本有希子 / 樋口佑奈
Ko-Z @particolare1964
creationそらあいだ、安部公房「棒になった男」の上演通して“上演の場”を探る(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/mdi3go85UB