本公演のテーマは“敬愛と献呈”。友人関係にある上野、町田、高岸が互いに振付し合い、音楽家への敬愛や、舞踊家同士の敬愛の意を込めて、舞踊を届けた。
公演は3部構成となり、第1部「生きる歓び」では高岸振付で3人が踊る「エオリアンハープ」、町田が振り付けた上野ソロ「楽興の時」、高岸が振り付けた高岸と町田のデュエット「プレリュード」、第2部「フレデリク」では町田のフィギュアスケート映像上映「別れの曲」、高岸が振り付けた町田ソロ「ノクターン」、町田が振り付けた高岸ソロ「ノクターン」、そして第3部「献呈」では町田のフィギュアスケート映像上映「継ぐ者」、町田が振り付けた上野ソロ「献呈」が披露された。
なお本公演は、昨日29日まで東京文化会館周辺で開催されていた「上野の森バレエホリデイ2024」の特別企画として実現した。「上野の森バレエホリデイ」は今年が8度目の開催となり、バレエ公演のほか、展示、マルシェ、トークイベントなどさまざまな企画が行われた。
Pas de Trois : バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲
2024年4月27日(土)・28日(日) ※公演終了
東京都 東京文化会館 小ホール
スタッフ
監修・構成:Atelier t.e.r.m
振付:高岸直樹 / 町田樹
演出:高岸直樹 /
音楽:フレデリク・ショパン / クロード・ドビュッシー / フランツ・シューベルト / ロベルト・シューマン(フランツ・リスト編曲 より)
出演
上野水香 / 町田樹 / 高岸直樹
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