「六月博多座大歌舞伎」で坂東彌十郎による「修禅寺物語」、夜の部は通し狂言「東海道四谷怪談」

「六月博多座大歌舞伎」が、6月2日から17日まで福岡・博多座で上演される。

博多座の開場25周年を記念して行われる本公演。昼の部には「修禅寺物語」「身替座禅」「『恋飛脚大和往来』新口村」が並んだ。「修禅寺物語」では、坂東彌十郎が面作師夜叉王を演じ、このほかの出演者には夜叉王姉娘桂役の坂東新悟、下田五郎景安役の中村鷹之資、夜叉王妹娘楓役の中村莟玉、楓婿春彦役の中村虎之介、源左金吾頼家役の尾上松也が名を連ねた。「身替座禅」では、松也が山蔭右京、尾上右近が太郎冠者、彌十郎が奥方玉の井、「『恋飛脚大和往来』新口村」では、中村梅玉が亀屋忠兵衛 / 父孫右衛門、中村扇雀が傾城梅川を勤める。

夜の部には、通し狂言「東海道四谷怪談」がラインナップされた。お岩 / 小仏小平 / 佐藤与茂七の3役を右近が演じ、民谷伊右衛門を松也、お袖を新悟、奥田庄三郎を虎之介、お梅を莟玉、直助権兵衛を彌十郎が担う。チケットの一般販売は、4月20日10:00にスタート。