本作は、
上演に向けてごまは「2018年から2019年まで、私たちは舞鶴市内の様々な場所に出かけ、沢山の人に出会い、色んな話を聞きました。そこで感じた舞鶴の人たちの『よりそう力』。明治以降、この町は中央の求めに応じて姿を大きく変えてきました。戦後は引き揚げの港として、日本中の家族の胸に『まいづる』の名が刻まれました。数えきれない喜びと悲しみによりそい見守り続けたのがこの町の人たちです。本作はそんな舞鶴を舞台にした静かで激しいお話です。今となっては懐かしい昭和のよくある話です」とコメント。
演出の西村は「稽古に備えて台本を読んでいると、自分の記憶の思い出せない部分を辿ろうとしていることがよくあります。嫌な事には目を背けてきたのか、なかなか思い出せません。歳を重ねて、寄り添うことも寄り添ってもらうことも下手になったなと思います。この芝居では、分かったような顔をせず次は無い気持ちで走り抜けようと思っています。観ていただいた方も、ふっと自分の生きてきた道を振り返って良き年末年始を迎えられる、そんな公演ができますように」と語った。
なお公演期間中、劇場ロビーにて本作の元になったエピソードや物語と関わりの深い写真を中心に紹介する「まいづる物語写真展」を開催する。
ニットキャップシアター 第44回公演「よりそう人」
2023年12月22日(金)~25日(月)
京都府 THEATRE E9 KYOTO
脚本:
演出:西村貴治
出演:
澤村喜一郎 @kiiiiiiichiro
昼の回が残り少なくなってきてます。
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