タクフェス「晩餐」大阪公演から出演の永井大が意気込み語る「物語の世界に入り込んで」

タクフェス第11弾「晩餐」大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公演が、本日11月16日に開幕した。

宅間孝行が作・演出を手がける「晩餐」は、タクフェス第1弾として、2013年に初演された作品。今回の公演は10月7日に埼玉で開幕し、15日には宮城公演が行われた。宮城公演後、高槻純二役の石黒英雄の胸部に疲労骨折が見られ、体調回復に専念するため、石黒は宮城公演をもって降板。大阪公演からは、代役として永井大が高槻純二役を務める。

大阪公演を前に行われた囲み取材で、永井は「約1週間という短い準備期間の中で、カンパニーのみんなに助けていただきながら、集中して稽古に励みました。途中で『本当にできるのかな』と不安に思ったこともあったのですが、初日を迎えることができてほっとしています」と笑顔を見せる。

永井は代役で主演を務めることについて「空手の団体戦でチームの1人が欠けてしまい、『永井、空手やってたよね!? どうしても優勝したいからちょっと入ってくれ！』と言われたような感じ。だから絶対勝たないといけない」と特技の空手に例えて話し、「『晩餐』はとにかく笑いあり涙ありの作品だと思うので、ぜひ劇場にお越しいただいき、日々のストレスを発散するように、物語の世界に入り込んで思う存分笑って泣いていただけたら」と観客にメッセージを送った。

大阪公演は11月19日まで。本作はその後24・25日に北海道・道新ホール、12月1日から3日まで愛知・名古屋市公会堂、8日から17日まで東京・サンシャイン劇場で上演される。

※石黒英雄は胸部の疲労骨折のため降板しました。大阪公演以降、代役を永井大が務めます。