作・演出の詩森は「代表作は自分で決めるものではないと思うのですが、世間的にはよくそう言っていただきます。でも書いたときにはこの作品が自分の代表作になるなんて、まったく思っていませんでした」「出来上がった物語は、客席も混然一体となり、女性も男性も老いも若きも、まさに、生理に泣いて、生理に笑う物語となりました」と初演を振り返り、「再演を決めたのは、これは再演すべき作品だと背中を押してくれた俳優たちの言葉も大きかったですが、忘れられないあの客席にまた会いたいという思いも大きいです。初演のほうがよかったよ、と言われないよう懸命に創って参ります。ぜひ会いにいらしてください」とコメントした。チケットの一般販売は11月12日10:00にスタートする。
詩森ろばコメント
代表作は自分で決めるものではないと思うのですが、世間的にはよくそう言っていただきます。でも書いたときにはこの作品が自分の代表作になるなんて、まったく思っていませんでした。男性ばかりのアイスホッケーのお芝居をやってすぐにこの作品の稽古に入ることが決まっていて、なら女性ばかりがいいのではないか、と思って軽い気持ちで企画したのがはじまりです。開発者の話というのは決めていましたが、開発するものは、女性ならではないものにしようとまずは思い、次にどうして女性ならではではいけないのか、と考えました。そして、どうせならド真ん中直球でいってやれ、と生理用品の開発の話に決めたのです。そしてわたしは筆を執り、まずはこんなキャッチコピーを書きました。
「初潮から閉経まで 生理に泣いて 生理に笑う おんなのこころを せきららかつチャーミングに描きます」
そして出来上がった物語は、客席も混然一体となり、女性も男性も老いも若きも、まさに、生理に泣いて、生理に笑う物語となりました。再演を決めたのは、これは再演すべき作品だと背中を押してくれた俳優たちの言葉も大きかったですが、忘れられないあの客席にまた会いたいという思いも大きいです。初演のほうがよかったよ、と言われないよう懸命に創って参ります。ぜひ会いにいらしてください。
serial number 10「アンネの日」
2024年1月12日(金)~21日(日)
東京都 ザ・スズナリ
作・演出:
出演:
※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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伊藤悟 @satoru_hyotan
#詩森ろば さんの名作舞台「アンネの日」で、生理が女性の生活の中で、どれだけしんどく扱いが大変なことかを体得した。月経が重めなのに活動を続ける寅子の苦労を想像する。4日休んでもなお、辛さはあるはず。さりげなくこんな側面も描いてくれる #虎に翼 には信頼しかない。
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