「踊場伝説」開幕、中間アヤカ「この場がこれからどう変貌を遂げ、消えゆくのか」

中間アヤカ「踊場伝説」が、昨日10月9日に京都・養正市営住宅6棟跡でスタートした。

これは、関西のコンテンポラリーダンス界で生み出され、語り継がれてきたダンスにまつわる“伝説”を起点とし、中間が立ち上げる作品。“伝説”を知る人々への聞き取りや、当時の社会情勢のリサーチ、年表などの制作を行うことで、“伝説”の構造を紐解いてきた中間が、会場で展示とパフォーマンスを披露する。なお発表の場となるのは、京都市内の空き地に仮設された“劇場”となる。

開幕に際し、中間は「観客が入って初めて、『劇場』は劇場として成立するのだと改めて気付かされるような幕開けでした。既に愛着を持ち始めているこの場がこれからどう変貌を遂げ、消えゆくのか、ぜひ一緒に見届けてもらえたら嬉しいです」とコメントした。公演期間中には同会場でダンス公演やイベントが展開する。詳細は公式サイトを確認しよう。公演は10月15日まで。なお、本作は「KYOTO EXPERIMENT 2023」の1プログラムとなる。