「マーク・トウェインと不思議な少年」が本日9月9日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕。それに先がけてゲネプロが行なわれた。
小説家マーク・トウェインによる「不思議な少年」は、突然現れたサタンと名乗る美少年の巧みな口車に乗せられ、不思議な世界に入り込む少年たちを描く小説。
開幕に際し別所は「この作品の見どころは、僕が演じるサム・クレメンズと最愛の妻・オリヴィア(筧美和子)のラブストーリーです。僕としてはサムとマーク(白石隼也)とオリヴィアの三角関係も見どころだと思っていまして、美しいトライアングルを奏でられたらいいなと思います。そして、初舞台の筧さんの華麗な姿もぜひ皆さんご覧ください」とコメント。平埜は「大ベテランの別所さんと初舞台の筧さんの掛け合いにキュンとし、そこに切れ味抜群の白石さんが混じるという、3人のバランス感がすごく好きなので、ぜひ注目して観ていただきたいです。時間・空間を超えて物語の中に入ったり、物語の登場人物が飛び出てきたりと、ファンタジックな要素の詰まったポップな作品に仕上がりました。大人から子供まで、そして舞台を観たことのない人にも楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」と意気込みを述べる。
筧は「本格的な舞台が初めてなので、少しでも気を抜くと緊張感に襲われそうになりますが、皆さんと稽古を重ね、想いも重ねてきたので、自信を持って楽しめたらいいなと思います」「飛び出す絵本のような作品で、絵本のページをめくるように展開がコロコロ変わるので、そこも楽しんでいただきたいです」と話し、白石は「今回、僕と別所さんでマーク・トウェインとサム・クレメンズという同一人物を二人で演じます。作家としてのマークと、人間としてのサムが対決する場面があり、同じ人物のなかで対決するという構図が一つの魅力で、他ではなかなかないと思うので、そこが見どころだと思います」と語った。
東京公演は9月24日まで。本公演はその後、30日・10月1日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでも上演される。なお9月17日13:00開演回と18日13:00開演回、21日13:00開演回の終演後は出演者によるアフタートークが行われる。詳細は後日、公式サイトにて発表される。
別所哲也コメント
今はただお客様に早く観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。
この作品の見どころは、僕が演じるサム・クレメンズと最愛の妻・オリヴィア(筧美和子)のラブストーリーです。僕としてはサムとマーク(白石隼也)とオリヴィアの三角関係も見どころだと思っていまして、美しいトライアングルを奏でられたらいいなと思います。そして、初舞台の筧さんの華麗な姿もぜひ皆さんご覧ください。
色々な舞台に立たせていただいていますが、今回は新たな発見があり、小劇場という皆様と近い距離で接することの出来る場となっております。この作品を通じて、大切な人のことを思ったり、自分自身がどう成長していくべきかと皆さんも悩むことがあると思いますが、あの文豪マーク・トウェインも色々な悩みを抱えていたんだなと感じていただき元気になってほしいです。
最後のシャボン玉が舞う素敵なシーンを皆さんと分かち合えたら嬉しいです。
平埜生成コメント
稽古場ではG2さんをはじめ、スタッフの皆様が最後の最後まで粘って、より完成度の高いものを作ろうという熱量がビシビシと伝わってきました。あとは俳優次第というプレッシャーもあります(笑)。楽しんで真剣に取り組み、良い作品にしていけたらいいなと思います。
大ベテランの別所さんと初舞台の筧さんの掛け合いにキュンとし、そこに切れ味抜群の白石さんが混じるという、3人のバランス感がすごく好きなので、ぜひ注目して観ていただきたいです。時間・空間を超えて物語の中に入ったり、物語の登場人物が飛び出てきたりと、ファンタジックな要素の詰まったポップな作品に仕上がりました。大人から子供まで、そして舞台を観たことのない人にも楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
筧美和子コメント
本格的な舞台が初めてなので、少しでも気を抜くと緊張感に襲われそうになりますが、皆さんと稽古を重ね、想いも重ねてきたので、自信を持って楽しめたらいいなと思います。
稽古を重ねる度に、この物語の印象が変わっていくのが印象的で、観る人によっても感じ方が違うと思うので、それぞれの思いで楽しんでいただけたら嬉しいです。
飛び出す絵本のような作品で、絵本のページをめくるように展開がコロコロ変わるので、そこも楽しんでいただきたいです。
先輩方が「舞台はお客様と一緒に作り上げるものだ」と仰っていて、それを体感できることがとても楽しみです。来てくださる方の想像力、想いをお借りして、皆様と一緒に作り上げられたらと思います。ぜひ遊びに来てください。
白石隼也コメント
この芝居は場面転換が多く、我々の頭の切り替えが重要なお芝居で、それに追いつくのに時間がかかりましたが、1か月稽古を重ねて、今は自信を持って初日を迎えられます。
今回、僕と別所さんでマーク・トウェインとサム・クレメンズという同一人物を二人で演じます。作家としてのマークと、人間としてのサムが対決する場面があり、同じ人物のなかで対決するという構図が一つの魅力で、他ではなかなかないと思うので、そこが見どころだと思います。
マーク・トウェインはとても尊敬されている偉大な人物ですが、この作品ではそんな作家が人間らしくユーモラスに生き抜いた生涯が描かれています。とても面白い作品になっていますので、ぜひ劇場でお待ちしております。
「マーク・トウェインと不思議な少年」
2023年9月9日(土)~24日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場
2023年9月30日(土)・10月1日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
原作:マーク・トウェイン「不思議な少年」「不思議な少年44号」およびマーク・トウェインの諸作品
脚本・演出:
出演:
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昭和マダムワンダー @Madam_wander
「マーク・トウェインと不思議な少年」スタート、別所哲也「美しいトライアングルを奏でられたら」(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/hCIWPCq4TF