林翔太・北川拓実がWキャスト、韓国発ミュージカル「ラパチーニの園」上演決定

13

195

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 63 106
  • 26 シェア

林翔太北川拓実がWキャストで主演を務める、ミュージカル「ラパチーニの園」が来年2月20日から3月1日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。

ミュージカル「ラパチーニの園」キービジュアル

ミュージカル「ラパチーニの園」キービジュアル [拡大]

本作は、アメリカの小説家ナサニエル・ホーソーンの短編「ラパチーニの娘」を原作とした、韓国発のオリジナルミュージカル。2021年に韓国・忠武アートセンター小劇場ブルーで初演され、今年、公式公演が韓国で上演された。

18世紀のイタリア・パドゥア。科学者ラパチーニは、愛する娘ベアトリーチェを外界の悪から守るため、彼女の体を“毒に耐性を持つ存在”へと変え、毒草が生い茂る庭園で孤独に育てている。ある日、芸術家を志してパドゥアにやって来た青年ジョヴァンニが、その庭に佇む彼女の姿に心を奪われる。2人は惹かれ合うが、ベアトリーチェの体に流れる“毒”は、愛を交わすことを許さず……。

日本での上演にあたり、翻訳を吉田衣里、上演台本・訳詞・演出をタカハ劇団の高羽彩、音楽監督を深澤恵梨香が担当。青年ジョヴァンニ役を、林と北川がWキャストで演じる。また、ベアトリーチェ役に宮澤佐江、ラパチーニに仕える乳母兼家政婦のリザベタ役に珠城りょう、ラパチーニの研究に疑念を抱く医師バリオーニ役に石井一彰、そして科学者ラパチーニ役に別所哲也がキャスティングされた。

併せて、全キャストのコメントとビジュアルも公開された。チケットの一般販売は12月14日10:00にスタート。

林翔太コメント

ミュージカル「ラパチーニの園」でジョヴァンニ役を演じさせていただきます林翔太です。

僕にとって久しぶりのミュージカル出演なのでお話を頂いた時からずっとワクワクしています。

キャストの皆さんも経験豊富な実力者揃いなので、主演という立場ではありますが、皆さんの胸を借りながら良い作品を作っていきたいと思っています。

この作品のキャラクターはそれぞれの愛の形と正義を持って生きています。

大切な人のために何を選択して生きてきたか、これからどんな選択をしていくのか、そしてどんな結末を迎えるのか。皆さんに見届けていただけたら嬉しいです。

北川拓実コメント

ジョヴァンニ役を演じる北川拓実です。今回このミュージカル出演のお話をいただき、新たな挑戦ができること、そしてこの素晴らしい作品と出会い、ジョヴァンニという役を演じられることを大変嬉しく思っております。

僕にとっては初めてのWキャストという形での出演となります。

Wキャストでご一緒するのは、尊敬する大先輩・林翔太さんなので、大きなプレッシャーでもありますが、それ以上に貴重な学びの機会だと感じています。僕が演じる“ジョヴァンニ“が舞台上でどう生き、どう表現されるのか、その姿をしっかりと皆さまに届けられるよう、日々精進してまいります。劇場でお待ちしております。

宮澤佐江コメント

この度ミュージカル「ラパチーニの園」でベアトリーチェ役を務めさせていただきます。

台本を拝見し、知らない世界に興味を抱く彼女に私自身も強く心を動かされました。

15歳で社会に出て芸能の世界しか知らない自分とどこか重なる部分を感じます。

父からの深い愛、そしてジョヴァンニとの間に生まれる禁断の愛。登場人物たちが抱くさまざまな愛のカタチとその運命の行方を、ぜひ劇場で見届けてください。

珠城りょうコメント

韓国で上演されたばかりのミュージカル作品ということで、出演することが決まったときは、とても驚きました。

この作品には様々な愛のかたちが表現されていますが、私自身も「人」や「愛」について改めて考えるきっかけになりそうです。

美しい音楽とともに、この世界観を楽しみながら、しっかり表現できるように努めたいと思います。

石井一彰コメント

バリオーニを演じます。不思議な事に自分の正義を信じるがゆえ、、という役柄を演じる機会が多いなと。

憧れや嫉妬心、内面の葛藤をうまく表現できたらこのバリオーニという人物を立体的に皆様に届ける事が出来るのではないかなと。

ストーリーに関していうと、どうやったらこんな話を思いつくのか。ダークで繊細で、それでいて音楽は大胆。

この世界で生きる事ができるのが今から本当に楽しみでしかたありません。

共演者の皆様もはじめましての方ばかりなので一緒に舞台に立つ事ができるのがとても楽しみです。

舞台は刹那でそれぞれの人生に関わってくるのは一瞬の出来事かもしれませんが、皆様の心に残る作品になれば。頑張ります。

別所哲也コメント

米国原作、メイド・イン・韓国。舞台は、18世紀イタリア。

さぁ! 僕たちは、ここ日本で何を結実させるのか?!

毒と薬は紙一重。科学技術も、常に人類の発展と破滅、表裏一体。

飽くなき美への探究心と、「愛する」という人間の原動力が暴走するモノガタリ。

静かに、しかしドラマチックなこの作品に、僕は今、とてつもなく惹かれている。

ちょっとした熱病のように。僕が演じるラパチーニ博士は、劇薬だ!

致死量ギリギリの作品に仕上げるべく、参加する仲間と取り組もう!

お客様もこの、劇薬ミュージカル。用法と用量をお間違え無く御観劇くださいませ。

ラパチーニ博士 別所哲也

この記事の画像(全7件)

ミュージカル「ラパチーニの園」

開催日程・会場

2026年2月20日(金)〜3月1日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

スタッフ

原作:ナサニエル・ホーソーン作 小説「ラパチーニの娘」
翻訳:吉田衣里
上演台本・訳詞・演出:高羽彩
音楽監督:深澤恵梨香
Originally produced in Korea by STUDIOSUNDAY Co., Ltd.
Written and Lyrics by:Soomin Kim
Music by:Dasom Lee
Original Producer:Minsun Park

出演

ジョヴァンニ:林翔太 / 北川拓実
ベアトリーチェ:宮澤佐江
リザベタ:珠城りょう
バリオーニ:石井一彰
ラパチーニ:別所哲也

公演・舞台情報

※初出時、公演タイトルに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

ym @6l0_ks

@_takuminkun たくみさん舞台決まったよおめでとう‼️💛 https://t.co/XwT67p4Et4

コメントを読む(13件)

林翔太のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 ミュージカル「ラパチーニの園」 / 林翔太 / 北川拓実 / 宮澤佐江 / 珠城りょう / 石井一彰 / 別所哲也 / 高羽彩 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします