音楽劇「ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~」が明日6月21日に東京・シアター1010で開幕する。それに先駆け、本日20日に囲み取材および通し稽古が行われた。
本作は、モーツァルトによる三大オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」誕生に関わる詩人ダ・ポンテの半生を描く音楽劇。作劇を大島里美、演出を
海宝は「完全新作でようやくお客様にお披露目でき、お客様からどのような反応があるか楽しみです。見どころはこの衣裳。こんなにキラキラした衣裳はないです。また、音楽は30曲以上あり、それぞれのソロもあり、各人の思いが伝わるようになっているので、そこを楽しんでいただければ」とアピールした。
平間は「カンパニー全体でがんばって楽しく作ってきた作品。お客様が最後に入って作品が完成すると思っているので、どのような反応があるか楽しみです」と言い、役について「真剣だから怒ってしまうところはある」と共通点を明かした。
アントニオ・サリエリを演じる相葉は、サリエリは悪人の印象があるとしつつ、「今回新たなサリエリ像をお届けできるのではないかと思います。コミカルなシーンもありますので、『ビバ・イタリア!』と心の中で叫んで、楽しんでいただければ」とコメント。また海宝について「役として(海宝が)こんなに振り切った役はないのでは。その色男っぷりもご覧ください」と話した。
井上は「皆さんが演じるキャラクターはこれまでの役のイメージとは違い、演じ手のキャラクターも投影されているので、このキャストだけのオリジナル作品になっています」と言う。また、ナンシー / オルソラ役の田村からは、「海宝さんがいろいろな女性を誘惑するシーンがあるのですが、皆さんメロメロになってしまいます」とタレ込みが。それに対して青野は「最初から誘惑する役が完成されていて、直人さんの普段の中にあるものが出てしまったのかなと」と述べた。
八十田は、稽古場で少し目を離すと相葉が体幹を鍛えるためにどこかに行くというエピソードを披露し、「僕はミュージカルの現場が少ないのですが、海宝さんが何曲も何曲も歌っているのに、のどのケアを何もしていないことに驚きました。のどに良いお茶を飲んでいるかと思いきや、飲んでいたのはコンビニのカフェラテだったので、普通にすごいなと」と尊敬の目を向けると、海宝は「カフェラテ好きなので飲んでいました。ノンシュガーです」と説明した。
最後に海宝が「青木さん率いる中、みんなでアイデアを出しながら作ってきた作品です。この作品をお客様にどのように受け取っていただけるか、今はワクワクしております。30曲以上の楽曲に彩られた音楽劇をみんなでエンタテインメントとして楽しんでいただこうとがんばっております。楽しみにしてご来場いただければと思います」と観客に来場を呼びかけた。
公演は明日6月21日から25日まで東京・シアター1010、30日と7月1日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、9日から16日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、20日から24日まで大阪・新歌舞伎座で行われる。
音楽劇「ダ・ポンテ ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~」
2023年6月21日(水)~25日(日)
東京都 シアター1010
2023年6月30日(金)・7月1日(土)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2023年7月9日(日)~16日(日)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2023年7月20日(木)~24日(月)
大阪府 新歌舞伎座
作:大島里美
演出:
音楽:笠松泰洋
キャスト
ロレンツォ・ダ・ポンテ:
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
アントニオ・サリエリ:
フェラレーゼ:
ナンシー / オルソラ:
コンスタンツェ:
皇帝ヨーゼフ二世役:
(以下、五十音順)岡本華奈、小原和彦、柴原直樹、鈴木結加里、田村雄一、西尾郁海、橋本由希子、平山トオル、
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Norichan@musical🎤カラオケ幹事💖 @tyconist
わかる。今回の海宝君は
キュンっ
ではなく
メロメロ
or
クラクラ。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
#ダ・ポンテ https://t.co/134nphSHPS