堂本光一も悔しがる「SHOW BOY」ふぉ～ゆ～福田悠太・越岡裕貴が熱意と決意

7・8月に東京・大阪・愛知で上演される「SHOW BOY」の取材会が昨日5月29日に大阪・関西テレビ放送 本社で行われ、主演を務めるふぉ～ゆ～より、リーダー・福田悠太と大阪出身の越岡裕貴が出席した。

2019年に初演、2021年に再演された「SHOW BOY」は、ふぉ～ゆ～が演じる4人の男を軸にした物語がオムニバス的に展開する作品。大型カジノ豪華客船を舞台とする本作には、歌やダンス、マジックが随所に盛り込まれる。3度目の上演に向け、福田は「ふぉ～ゆ～の人生を作品の中にねじ込んだ、リアルな作品です。当時の境遇と作品内容がハマっていた初演時と比べて、4年経った今やるとどうなるんだろう、と化学反応が楽しみ」と期待をのぞかせる。

越岡は、「SHOW BOY」を観たKinKi Kids・堂本光一に「『SHOW BOY』はめちゃくちゃ面白いから、ふぉ～ゆ～で続けていったほうがいいよ」とアドバイスされたと明かし、さらに「俺も出たい。しょこたん（中川翔子）の支配人の役をやりたい！」とアピールがあったという。福田は「乗っ取ろうとしているのかも」と危機感を募らせ、「しょこたんは僕のお姉ちゃん役でもある。作品に入るならお姉ちゃん役で、という条件付き（笑）。でも光一くんは『俺も4人の男たちの話が同時軸に進む話を作りたかった』と悔しそうな顔をしていたので、本気度は2億％です！」と笑いを誘った。

ふぉ～ゆ～4人全員が舞台上でそろう意味を問われると、福田は「僕たちはポンコツの集まり」と謙遜しつつ、「もともと『4人集まったらすごいぞ』というグループではなかった。たまたま“ゆう”が名前に付く4人に名前が付けられただけ。だからこそ結束しないと。同じ熱量を持つ4人がいるから、さらに自信になる」と仲間への思いを明かす。越岡は「1人より4人でやるほうが安心感はある。でも4人のベクトルが合っていないとどこにも勝てない。1つの作品を作るときは、みんなで同じ方向を向いて作ろうとしている」と作品にかける思いを語った。

最後にファンや観客に向けたメッセージを求められると、福田は「ファンには謝らないといけない。テレビに比べて、舞台を主戦場にするとお金がかかってしまう。負担をかけてしまっているので、その分精進していかなければと思っています」と決意を述べ、「『SHOW BOY』では今の僕らを見せたい。これまで観たことがないような観劇体験ができるはず！」とアピール。越岡は「お客さんに少しでもハッピーになってもらいたい。命がけで舞台に立っているので、そのエネルギーが伝われば。観て損はさせないです！」と観客に呼びかけた。

公演は7月1日から21日まで東京・シアタークリエ、28日から30日まで大阪・新歌舞伎座、8月12日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールで行われる。愛知公演は6月3日10:00、大阪公演は4日10:00に一般前売りをスタート。