佐藤信を特集する日本初の展示「演劇の確信犯 佐藤信」エンパクでスタート

東京・早稲田大学演劇博物館の特別展「演劇の確信犯 佐藤信」が、昨日5月6日にスタートした。

これは劇作・演出家の佐藤信を特集する本邦初の展示となる。「演劇の確信犯にして永遠の不満分子」と自称した佐藤は、 1960年代末に演劇センター68（現・劇団黒テント）を立ち上げ、全国各地でのテント公演を展開。その後、東京・世田谷パブリックシアターや東京の座・高円寺をはじめとする劇場の設立と運営に携わり、今日の舞台創造環境に大きな影響を与えた。本特別展では、佐藤家から寄贈された学生時代のノートや手稿、黒テント作品の上演台本、舞台映像を通じ、佐藤が半世紀以上にわたって歩んだ創作の軌跡をたどる。

特別展は8月6日まで早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室にて。入場は無料。