渡辺えりが劇団新派に初登場、水谷八重子＆波乃久里子も共演喜ぶ

「三婆」の取材会が昨日4月20日に東京都内で行われ、キャストの水谷八重子、波乃久里子、渡辺えりが出席した。

有吉佐和子原作「三婆」は、思いがけず奇妙な共同生活を送ることになった3人の“おばちゃま”たちを軸にした喜劇。今回は劇団新派の創立135年記念公演として、齋藤雅文の演出で上演される。

劇団新派作品に初めて出演する渡辺えりは「劇団新派の作品に参加できるなんて本当にすごいこと。お二人（八重子と久里子）の芸を盗んで、公演に挑ませていただきます」と感激した様子で述べる。これを受けて、八重子は「劇団新派に出ることが運命づけられている人のように思っていました。ですから、ようやくそれが実現したなという思いです」とコメント。久里子も「えりさんは（久里子の実弟である）十八代目中村勘三郎の大親友ということもあって、今回ご一緒できることになってうれしい。私、えりさんのお芝居を観るとすごく元気をもらえるんですよ。だから、今回はお客様もきっと元気になれると思います」と渡辺との共演を喜んだ。

公演は6月3日から25日まで東京・三越劇場で行われ、チケットの一般販売は4月28日10:00に開始される。