言葉のアリア「時の物置」が3月16日から21日まで東京・テアトルBONBONにて上演される。
言葉のアリアは佐々木雄太郎が主宰するプロデュース団体。解散公演となる今回は、
佐々木雄太郎コメント
永井愛先生の戦後三部作と呼ばれる名作シリーズの一作「時の物置」を上演できるということを心から嬉しく思います。
現在Season3ハルジオンというシリーズで上演しているのですが、実は戦争ものの上演は避けたいという気持ちがありました。
戦争というテーマそのものは、一番過去と未来というテーマに見合った内容とは思います。ですが直接的な表現は刺激が強く、現代にはそぐわない表現だと私は思ったからです。
しかし間違いなく我々の祖先は戦争を経験していて、我々自身もその影響を少なからず受けていると思います。
であれば戦後を題材にしている作品であればどうだろうと思い、当作品の上演にいたりました。
戦後の時代は、現在にはない、人と人との直接的な繋がりが多い世の中です。
今の時代と比較して、足りないものが多くあると思います。
しかし時代は違えど、人は多くの困難を乗り越えて未来に進んでいくのだと思いました。
人が過去から脱却し未来を見据えていることが、古今普遍であることを、作品を通して伝えていきたいです。
言葉のアリア「時の物置」
2023年3月16日(木)~21日(火・祝)
東京都 テアトルBONBON
作:
演出:佐々木雄太郎
出演:
芹沢尚哉 @naoya_serizawa
#時の物置 挑みます🔥 https://t.co/6TMovtmoPT