市村正親と鹿賀丈史が3度目の渡辺勘治役に、ミュージカル「生きる」9月に上演

ミュージカル「生きる」が9月に東京で上演される。

本作は、黒澤明監督作品「生きる」をミュージカル化した作品。2018年に初演、2020年に再演され、今回が3度目の上演となる。初演から、主人公の渡辺勘治役を市村正親と鹿賀丈史が続投。2020年の再演時に勘治の息子・光男を演じた村井良大も続投となるが、今回はメインキャストのほとんどが新たな顔ぶれとなる。

上演に向けて演出の宮本亞門は「『生きる』を演出して、私自身、生きている今を大切に輝くものにしようと思いました。 コロナ禍を経て、生きる大変さや素晴らしさを感じた方も多いでしょう。そんなあなたに、この作品はミュージカルの枠を超え、人はいつになってもリセットができると背中を押してくれます。今回の再演は新たな素晴らしいキャストも参加して一段と深くなります。 ぜひ劇場に足をお運びください。必ずや今までにない体験、体感をお届けします」と語った。

東京公演は新国立劇場 中劇場にて。チケットの前売りは6月の予定。なお大阪公演も予定されている。こちらの会場や前売り情報については続報を待とう。