これは、古典作品や文学作品の読み直しを通じて新たな“景色”の創造を目指す劇団・百景社が、アルベール・カミュの戯曲「誤解」を志賀亮史の構成・演出で立ち上げるもの。本作は、2020年に劇団の拠点である茨城・土浦市の百景社アトリエで創作・初演され、翌年再演された。初演から3年目となる今年は、昨年に続いて百景社の鬼頭愛と山本晃子、そして大久保美智子、国末武、仲谷智邦が出演するほか、新たにAAPAの上本竜平を迎える。また鎌ヶ谷アルトギルド / 一徳会の石井幸一が、初演から舞台美術を手がけている。
田舎の小さなホテルを経営するマルタと母親。暗い自国を抜け出し、太陽と海に囲まれた国で暮らすことを夢見る彼女たちは、資金欲しさに宿泊客を殺しては金品を奪っていた。そこへ、昔家を出ていった兄ジャンが、素性を隠して客として現れるが……。上演時間は約2時間。
百景社 三重公演「誤解」2022バージョン
2022年12月15日(木)・16日(金)
三重県 三重県文化会館 小ホール
原作:アルベール・カミュ
構成・演出:志賀亮史
舞台美術:石井幸一
出演:鬼頭愛、山本晃子、大久保美智子、国末武、仲谷智邦、上本竜平
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百景社 @hyakkeisya
百景社「誤解」三重公演まであと1週間!
ステージナタリーにて紹介していただきました。
着々と、3年目の「誤解」上演が近づいてきています。昨日から先発隊は三重入りし、美術の製作など行っています!
是非ご来場ください。お待ちしております!!
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