白井晃演出「ある馬の物語」中止公演から成河・別所哲也・小西遼生・音月桂ら続投

白井晃が演出を手がける「ある馬の物語」が、来年6月から7月にかけて、東京・世田谷パブリックシアターと兵庫・兵庫県立芸術文化センターで上演される。

「ある馬の物語」は、ロシアの文豪レフ・トルストイの小説を舞台化した作品。本プロダクションは2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。今回は成河、別所哲也、小西遼生、音月桂が中止公演から同役で続投する。

劇中では、俊足を持つ駿馬であるものの、まだら模様に生まれついたばかりに不遇な運命をたどるホルストメール（成河）と、その天性の素晴らしさを見抜き、厩舎から買い取った公爵（別所）の物語が展開する。ある日、ホルストメールは公爵の気まぐれから競馬に出走することに。しかし競馬場で公爵の愛人マチエ（音月）は、若く美しい将校（小西）と出会い姿を消してしまい……。上演スケジュールやチケット詳細は、続報を待とう。