福田悠太＆池田テツヒロが「悪魔の毒毒モンスター」の魅力アピール「ここでしか観られない」

ミュージカル「悪魔の毒毒モンスターREBORN」の主演・福田悠太（ふぉ～ゆ～）と演出・池田テツヒロの取材会が、去る11月16日に行われた。

「悪魔の毒毒モンスター」は、1984年に公開されたアメリカのカルトムービー「悪魔の毒々モンスター」をもとにしたコメディミュージカル。日本では池田の演出により2020年に初演された。今回はその再演となる。舞台はニュージャージー。街のいじめられっ子だった青年メルビン・ファードIII世は、産業廃棄物で汚染された街を救うために立ち上がる。しかし立ち上がった途端、メルビンは汚染の黒幕である市長の命令で放射性廃棄物のドラム缶に放り込まれてしまう。するとメルビンは緑色のモンスターになってしまい……。

池田は「音楽もスタッフもキャストも一流。一流の方々がバカをやる贅沢さがありました。だからこそ初演もすごく評判が良かった」と初演を振り返った。また作品について池田は「そもそも変な作品。映画を知っている世代にしてみれば『なんで今さらミュージカル？』と思うでしょうし。しかもイケメンで売っている福ちゃん（福田）が顔をほぼほぼ隠して出演している。『なにこの公演？』っていうね（笑）」とコメントする。

これを受けた福田は「今の時代には毒が必要」と持論を述べ、「普通はみんな、“頭の良い”お芝居や正統派ミュージカルをやりたいはず。こういう作品をやりたがる人はなかなかいないだろうと思います。だからこそ、ここでしか観られないんですよ！」と作品の魅力をアピールした。

公演は来年1月14日から22日まで東京・EX THEATER ROPPONGI、27日から29日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。チケットの一般販売は、12月10日10:00にスタートする。