「FORMULA」開幕、森山未來「ここまでの手順や流れ自体が〈FORMULA〉そのもの」

「FORMULA」が、去る10月15日に開幕した。

これは、森山未來、脳科学者の中野信子、振付家・ダンサーのエラ・ホチルドによる新作パフォーマンス公演。本作で3人は、“ダンス×脳科学のプレゼンテーション”をテーマに、共同で構成・演出・振付を手がける。

作品について森山は「紆余曲折がありながら、一年ぐらいかけていろんな人たちと出会い、このプロジェクトを作り上げてきました。結果として、ここまでの手順や流れ自体が、タイトルになっている〈FORMULA〉そのものであると感じています」と述べ、「ホワイエにはこの一年間でリサーチ、クリエーションをしてきたそのプロセスをみなさんと共有するために、映像作品や立体作品、中野信子さんの作品を展示して、開場時から体感することによって、パフォーマンスを観るための深度を深めていく、そういったしつらえにしています。なので、展示とステージの関係性もセットでお楽しみ頂けたら嬉しいですし、その連なりを一緒に感じることができたらいいなと思っています」と語っている。

公演は、10月23日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて行われたのち、25日に宮城・電力ホール、28日から30日まで福岡・キャナルシティ劇場、11月3日から6日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、9・10日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、13日に高知・高知県立県民文化ホール オレンジホールでも行われる。また10月21日19:00開演回と11月4日19:00開演回の配信が行われる。詳細は公式サイトで確認を。

森山未來コメント

紆余曲折がありながら、一年ぐらいかけていろんな人たちと出会い、このプロジェクトを作り上げてきました。

結果として、ここまでの手順や流れ自体が、タイトルになっている〈FORMULA〉そのものであると感じています。

中野信子さんの脳科学的な見地から元のアイデアを立ち上げ、身体や音楽に起こし、美術や衣装に繋がっていく。

パフォーマンスにおいては、エラ・ホチルドとダンサー、そして僕がクリエイトした作品なので、身体的なアプローチもご覧頂ければと思います。

さらにホワイエにはこの一年間でリサーチ、クリエーションをしてきたそのプロセスをみなさんと共有するために、

映像作品や立体作品、中野信子さんの作品を展示して、開場時から体感することによって、パフォーマンスを観るための深度を深めていく、そういったしつらえにしています。

なので、展示とステージの関係性もセットでお楽しみ頂けたら嬉しいですし、その連なりを一緒に感じることができたらいいなと思っています。