紅ゆずるが主演舞台「アンタッチャブル~」に向けて意気込み、「上方の笑いを突き詰めたい」

14

221

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 42 166
  • 13 シェア

「アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~」の取材会が昨日8月1日に大阪で開催された。

紅ゆずる

紅ゆずる

大きなサイズで見る(全6件)

紅ゆずる

紅ゆずる[拡大]

本作は昨年4月に上演予定だったが新型コロナウイルスの影響で中止となり、約1年5カ月の期間を経て9月に上演される。取材会に登場した紅ゆずるは、自身の地元・大阪で挑む主演舞台に向けて「(コロナ禍の状況で)流れてしまう舞台も多い中、再びできることに感謝しています。(延期公演までの)1年半は無駄ではなかったと思っていただけるよう務めたいです。私自身、公演中止に残念な気持ちになりましたが、何より楽しみにしてくれていたお客様がショックだったはず。今回はそんな方々の気持ちを明るくしたい」と語り、「沈む時間はなるべく短く! 鏡の前で笑顔になって、楽しいことを考えていけるように気持ちを切り替えた」と当時を振り返った。

紅ゆずる

紅ゆずる[拡大]

東野ひろあきが脚本、竹園元が演出を務める本作で紅は、とある探偵事務所にやって来る、本間カナを演じる。このたびの上演に向け、役の関係性や物語がブラッシュアップされたことを明かし、「楽曲はカナの複雑さを出すため、音程が取りにくい、複雑な旋律になりました。課題を与えてくださったな、と(笑)」と苦笑い。また、「カナは人懐っこいけど“過去”を持つ女性で、何事にも諦めずに周囲に溶け込んでいくところが魅力的な人。謎めいている役ですが、私も『何を考えているのかわからない』と言われます」と役との共通点を述べ、「(劇中で)男女問わずに変装しますが、『そこ!?』って言われるようにお客様を裏切りたい」と見どころを語った。

紅ゆずる

紅ゆずる[拡大]

さらにコメディ作品に出演するときのキモを説明し、「一番重要なスパイスはお客さまの笑いです。本場でどれだけ痛い視線が飛んでくるかと思うと怖い気持ちもありますが、大先輩の方々に囲まれて学ばせていただき、上方の笑いを突き詰めていきたい」と熱意を見せた紅。「大阪松竹座は舞台と客席の距離が近くてアットホームな場所です。宝塚歌劇在団中から通わせていただき、違う舞台を観ることで勇気をもらっていました。そんな舞台に立てることは光栄で、大阪人冥利に尽きる、最高のことです。大阪のみならず、遠方からもぜひお越しいただけたら」と来場を呼びかけた。

公演は9月17日から25日まで、大阪・大阪松竹座にて。本作には紅のほかに、内場勝則、松島庄汰、末成映薫、松永玲子、江口直彌、三田村邦彦らが出演する。

この記事の画像(全6件)

「アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~」

2022年9月17日(土)~25日(日)
大阪府 大阪松竹座

脚本:東野ひろあき
演出:竹園元

キャスト

本間カナ:紅ゆずる

難波清志:内場勝則
桜井譲:松島庄汰
住吉蘭子:末成映薫
福島晴美:松永玲子
高石龍一郎:江口直彌

武智五郎:三田村邦彦
ほか

全文を表示

読者の反応

アムール・タカラヅカ @AMOUR_TKRZKA

【会見レポート】#紅ゆずる が主演舞台「アンタッチャブル~」に向けて意気込み、「上方の笑いを突き詰めたい」 |
https://t.co/PQwo4cxeFj

コメントを読む(14件)

関連記事

紅ゆずるのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 紅ゆずる の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします