鳥の劇場が歌謡曲版＆生演奏版で立ち上げる、三島由紀夫「近代能楽集」より「葵上」

鳥の劇場2022年度創るプログラム「三島由紀夫「近代能楽集」より『葵上』」が7月から8月にかけて鳥取・鳥の劇場［劇場］にて上演される。

本作は、三島由紀夫が「源氏物語」の「葵」巻に取材した現代劇。原因不明の病で入院した若い妻のもとへ、夫のかつての恋人・六条康子が現れ……。今回の上演では、都はるみ「北の宿から」や松田聖子「赤いスイートピー」などの楽曲と登場人物の心情を絡めた［歌謡曲版］と、千住明のオリジナル編曲と書き下ろし楽曲に乗せて康子の情念が描かれる、オーケストラ・アンサンブル金沢（OEK）とのコラボレーションによる［生演奏版］が繰り広げられる。

［歌謡曲版］は7月28日から31日まで、［生演奏版］は8月6・7日に上演される。