鳥の劇場が三島由紀夫を掘り下げる、中島諒人演出で「卒塔婆小町」「弱法師」上演

鳥の劇場「三島由紀夫『近代能楽集』より『卒塔婆小町』『弱法師』」が2月9日から25日まで鳥取・鳥取市役所鹿野町総合支所で上演される。

鳥の劇場では毎年2月に新作を披露している。今回は三島由紀夫「近代能楽集」より、明治時代以降の日本人の西洋文化崇拝と日本人の精神の在り方を見つめる「卒塔婆小町」と、盲目となった戦災孤児の美青年に三島が戦後の心情を重ねた「弱法師」を取り上げる。演出は中島諒人。演目は回替わりとなり、「卒塔婆小町」に阿部一徳、齊藤頼陽、小菅紘史、大田信之介、中川玲奈、後藤詩織、松下朋花、高橋等、「弱法師」に小菅、高橋、安田茉耶、齊藤、後藤、中川が出演する。