舞台「呪術廻戦」が本日7月15日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。これに先駆け同日、ゲネプロが行われた。なお本記事には、公演内容に関する記述や舞台写真が掲載されているため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている「
驚異的な身体能力を持つ高校生・虎杖は、自身の高校に現れた呪霊を倒すため、特級呪物である両面宿儺の指を飲み込み、肉体を共有してしまう。最強の呪術師・五条悟の案内で、東京都立呪術高等専門学校へと編入した虎杖は、同学年の伏黒、釘崎らと呪術を学ぶことになり……。
舞台上にはイントレ(移動式の足場)が組まれ、時折スクリーンが降り、映像やテロップが投影される。「呪術廻戦」の見どころの1つである戦闘シーンでは、ビビッドな映像とキャストのアクションがクロスし、激しい戦いの様子がダイナミックに表現された。また劇中では、佐藤によるバラード調のナンバーや、三浦によるラップ、呪術高専2年生キャストによる自己紹介ソングなど、さまざまなジャンルのナンバーが披露される場面も。なお劇中歌の作詞・作曲は、演出の小林が手がけており、遠藤ナオキが編曲、和田俊輔が劇伴を担当している。重くシリアスな展開と、遊び心にあふれたコミカルなシーンが絶妙なバランスで共存する本作に、ぜひ注目してほしい。
上演に際し、佐藤は「皆さんの応援に支えられ素晴らしいスタートが切れそうです」と手応えを明かしつつ、「アクションありダンスあり歌あり笑いあり、そして感動ありの最高のエンタメです。舞台ってこうだよな。これだから良いよな。と、我々にも思わせてくれる作品です。最後まで応援、宜しくお願い致します」と観客にメッセージを送った。
上演時間は休憩ありの約2時間40分。東京公演は7月31日まで行われ、その後、8月4日から14日まで大阪・メルパルク大阪 ホールで上演される。またU-NEXTでは、東京公演初日と大阪公演最終日の3ステージをライブ配信。来年1月18日には本作のBlu-ray / DVDが発売される。
喜安浩平コメント
分厚い0.5の壁を飛び越えるため、現場にはきっとたくさんの研鑽や試行錯誤の時間があったことと思います。思いも時間も目には見えませんが、折り重なって折り重なって溢れた時、未だ見ぬ形を得て世界に現れると言います。それが呪いか作品か、この目で確かめてみるまでわかりません。これまでも私たちはいくつもの得難い時間を体験してきました。今作もその一つであれと強く願っております。誰かを支え、突き動かす、仄かな希望の形として。
小林顕作コメント
驚くほど面白く、怖く、悲しく、切ない作品に仕上がりました。僕ももちろん頑張りましたが、スタッフ、キャスト一同、一致団結総掛かりでこの作品に取り組んだ証だと思って止みません。モノ作りは息が出来ないまま真っ暗闇を突っ走るような作業です。観にいらして頂く皆様に喜んで頂けます様に、そして、呪術廻戦という原作がより輝きます様に。舞台をご覧になったら解ると思いますが、役者が、キラッキラに輝いております。乞うご期待!
佐藤流司コメント
ついに初日の幕が上がります。
有難い事に非常に多くの反響を頂きまして、皆さんの応援に支えられ素晴らしいスタートが切れそうです。
ネタバレになるのもアレですし多くは語れませんが、アクションありダンスあり歌あり笑いあり、そして感動ありの最高のエンタメです。
舞台ってこうだよな。これだから良いよな。と、我々にも思わせてくれる作品です。
最後まで応援、宜しくお願い致します。
泰江和明コメント
皆様江改めてご挨拶。舞台「呪術廻戦」伏黒恵を演じさせて頂きます、泰江和明です。
いよいよ開幕、ここまで来られたことに改めて支えて下さった全ての関係者様に感謝です。
演出の小林顕作さんへの絶対の信頼と和気葛々とした雰囲気の中で創り上げたじゅじゅステだからこその世界観。
座長の佐藤流司くんをはじめ今回の素晴らしいキャストの皆さんと共に皆様の負の感情を吹き飛ばします。
最後までどうぞ応援の程よろしくお願いします。
豊原江理佳コメント
舞台「呪術廻戦」ついに開幕です。
それぞれのキャラクターが舞台の上で懸命に生きる姿を目に焼き付けていただきたいです。
見どころたくさんの、目が足りない作品になったと思います。ぜひ日々の複雑な感情を全部持っていらしてください、劇場にお越しいただけるのを心躍らせながらお待ちしています!
和田雅成コメント
舞台「呪術廻戦」
初日の幕が無事に上がります。
ここまで辿り着く事が出来ました。
今の世の中も相まって、舞台にかけるみんなの想いが凄まじいです。
舞台上で一人一人から溢れるエネルギーで皆様の明日への活力を生み出せるよう尽力いたします。
そして千秋楽まで呪いを祓い続けられるように、色んな事に気をつけながらキャスト、スタッフの皆様と共に駆け抜けます。
太田基裕コメント
真人を演じます太田基裕です。
真人が活き活きと舞台空間、作品を謳歌できるように日々精進したいと思います。
ぜひ生の感覚を楽しんでください。
劇場でお待ちしています。
ステキな時間を共有できますように。
藤田玲コメント
僕自身大好きな「呪術廻戦」に大好きな「夏油傑」として出演させていただけることを改めて光栄に思います。漫画やアニメの現実離れした設定や動き、登場人物を、演出の顕作さんのアイディアの元に、カンパニー全員で試行錯誤して「演劇」として創りあげた作品です。皆様にお届けできる事にとてもワクワクしております。
舞台「呪術廻戦」どうぞ宜しくお願い致します。
三浦涼介コメント
舞台「呪術廻戦」ついに開幕です。この作品を劇場で見て下さる皆様にはもちろんの事、配信をご覧になる皆様にもエネルギーを伝えていく事、精一杯に心を込めてお届け出来るよう千秋楽まで精進して参ります。
お稽古場を経て劇場で初めて形となる事がたくさんあります。映像や音、ライトに大きな幕。たくさんの方々の力と僕達役者陣の生き様が初めて合わさる瞬間瞬間を見逃さずどうぞお楽しみ下さい。僕自身も一つ一つ繋ぎ止めることを逃さず演じます。
まだまだ不安定な日々ではありますが、舞台「呪術廻戦」をご覧になられる皆様に演劇の素晴らしさとエンターテイメントを感じて頂けますように。
舞台「呪術廻戦」
2022年7月15日(金)~31日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2022年8月4日(木)~14日(日)
大阪府 メルパルク大阪 ホール
原作:「
脚本:
演出:
キャスト
虎杖悠仁:
伏黒恵:
釘崎野薔薇:
禪院真希:
狗巻棘:
パンダ:
七海建人:
伊地知潔高:
家入硝子:
真人:
吉野順平:福澤希空(WATWING)
夏油傑:
漏瑚:
花御:
両面宿儺:五十嵐拓人
五条悟:
アンサンブル:河野凌太、
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
※2022年8月5日追記:8月4・5日公演は中止になりました。
※2022年8月6日追記:8月6日公演は中止になりました。
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