劇団印象「ジョージ・オーウェル」開幕、鈴木アツト「戦時の情報戦の描写にもご期待ください！」

昨日6月8日に劇団印象-indian elephant-「ジョージ・オーウェル～沈黙の声～」が開幕した。

本作は、劇団印象-indian elephant-によるシリーズ「国家と芸術家」の第2弾で、イギリスの小説家ジョージ・オーウェルが第二次世界大戦中にBBC（英国放送協会）の東洋部インド課で働いていた頃の物語が描かれる。開幕に際し作・演出を手がける鈴木アツトは「第二次世界大戦下、まだ無名の物書きだったオーウェルが、BBCでインド向けラジオ番組を作り、プロパガンダと芸術の狭間で苦しみながら、成長していく物語です。現在の、ウクライナ情勢ともリンクしてしまった、戦時の情報戦の描写にもご期待ください！」とコメントした。

上演時間は約2時間。公演は6月12日まで、東京・駅前劇場にて。なお6月16日12:00から7月7日23:55まで、本作の映像配信が行われる。

鈴木アツト コメント

「一九八四年」や「動物農場」について聞いたことがあっても、その作者のオーウェルの人物像は知らない方も多いはず。第二次世界大戦下、まだ無名の物書きだったオーウェルが、BBCでインド向けラジオ番組を作り、プロパガンダと芸術の狭間で苦しみながら、成長していく物語です。現在の、ウクライナ情勢ともリンクしてしまった、戦時の情報戦の描写にもご期待ください！