「福井晶一 25th Anniversary Dinner Show~Dreaming~」は、福井の芸能生活25周年を記念したディナーショー。当日はLE VELVETSの
福井は四半世紀となる芸能生活を振り返り、「20年から25年は早かったです。順調にお仕事をさせていただいたこともあるし、歳のせいもあるかもしれません(笑)。劇団四季時代は組織に守られていて、先輩や仲間もたくさんいたので、自分で強い意志を持つというより、いい意味でみんなで調和しながらやっていましたが、退団後は、自分自身の意見を持っていないと壁にぶつかることもあり、苦労することもありましたね」「退団して9年目の今は視野も広がり、少しずつ分かってきたなと感じています」と語る。
今回のショーのサブタイトル「Dreaming」については、「僕の初舞台が、(「青い鳥」のミュージカル化である)『ドリーミング』だったのと、僕が舞台を夢見たきっかけの舞台『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』に“ドリーム”という曲があることから、今回、この言葉を選びました」と明かし、「今回のディナーショーでは、“夢”を通して初心に戻り、皆さんと僕の軌跡を振り返ることができたら、と思っています」と思いを述べた。
またゲストの佐藤については「ちょうど昨年、『レ・ミゼラブル』に出演中に今回のディナーショーの構想を練っていて、ゲストはどなたに……と考えていたとき、“あ、隣にいるじゃないか”と(笑)。シュガーのバルジャンに対して僕がジャベール、という組み合わせでやれたら面白いなというのがあって、『レ・ミゼラブル』で指揮している森亮平君にアレンジをお願いしたら、“面白いですね”とノリノリでやってくれて。スペシャル・バージョンのバルジャン×ジャベール対決をお楽しみいただけると思います」とコメント。
中川については「退団後の大事な演目として『ジャージー・ボーイズ』が浮かんできて、アッキー(中川)は忙しいから無理だろうな……と思いながらダメもとで聞いてみたら、快く引き受けてくれました」「『RENT』の“I’ll cover you”という、男性の低音と高音の魅力が出せる曲をアッキーと歌ったらどうかなと思っていたのですが、原(純)君に話したら“それもいいけど、もっと二人の声が引き立つ、迫力のある曲が聴きたい”と『スターライト・エクスプレス』を推してくれたんです。“あー、いいな”と思ってアッキーに話したら、彼もこのナンバーは(井上)芳雄君と歌ったことがあったらしくて、“いい曲ですよね、僕も歌いたいです”と言ってくれて、決まりました」と話した。
最後に福井は「今回のショーは、この25年の感謝を込めて企画させていただきました。応援してきて下さった方々と、これまで歩んできた道を一緒に振り返りながら、ともに未来に進んでいけたら……と思っています。こんなご時勢ではありますが、これからも夢のある世界であってほしいなと思いますし、僕自身がかつて『シャボン玉~』に光をいただいたように、エンタテインメントは人々に、生きる力や光を与えることが出来ると信じています。皆様に楽しんでいただき、希望を感じていただけるショーになれば、と思っています」と力強く語った。
「福井晶一 25th Anniversary Dinner Show~Dreaming~」
2022年3月23日(水)
東京都 東京會舘 3階ローズ
構成・演出:原純
音楽監督:森亮平
出演:
特別出演:
MEMEモノアイモビルスーツ様ザクさん御用達!ビール完備!★ ガンダムベース 左⇒酒場 @if0g1e
福井晶一が3月23日に東京・東京會舘 3階ローズで開催される「福井晶一 25th Anniversary Dinner Show~Dreaming~」に向けて、25年を振り返った。 / https://t.co/IET39Nh1Tw / 福井晶一が25周年記念ディナーショーへの思い語る「希望を感じるショーになれば」 - ステージナタリー https://t.co/2FN4mbZP7q