小沢道成、代表作「鶴かもしれない」の開幕に「儚いけども贅沢で楽しい時間を」

2

120

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 28 57
  • 35 シェア

小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」が、昨日2月23日に東京・本多劇場で開幕した。

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

大きなサイズで見る(全11件)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)[拡大]

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)[拡大]

小沢道成が作・演出を手がけ、出演する「鶴かもしれない」は、「鶴の恩返し」を現代版に置き換えた一人芝居。2014年に初演されて以来、繰り返し上演されてきた本作を、今回は新演出で立ち上げる。上演に向け、小沢は「5日間だけの上演、儚いけども贅沢で楽しい時間をお届けします」とコメントした。

上演時間は約1時間10分で、公演は27日まで。なお、小沢の過去作「オーレリアンの兄妹」が第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネートされている。

小沢道成コメント

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)[拡大]

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」より。(Photo by bozzo)[拡大]

本多劇場へやって来ました。

舞台美術・衣裳・ヘアメイク・照明・音響・ロビー、全てが揃った風景を目の前に、今、このコメントを書いています。

思い返せば、本多劇場と僕の強烈な思い出は、2020年6月に参加した無観客生配信の時のことです。

誰も椅子に座っていない、笑い声も聞こえない、そんな中で上演した忘れられない出来事。

今、劇場の椅子に座りながら、なんだかあの時よりもあたたかく感じています。

あれから数々の舞台が上演され、それを観に劇場へ来た方がいるからなのでしょう。

上演し続ける人たちがいて、それを観にくる人たちがいて、やっと劇場の空気が出来上がる。

僕もその一員になれたらいいな、あたたかさを繋げていきたいな、そんなことを思いながら、今から始まる怒涛の本番に励むわけです。呼ばれました、行ってきます。

5日間だけの上演、儚いけども贅沢で楽しい時間をお届けします。

この記事の画像(全11件)

「小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』」

2022年2月23日(水・祝)~27日(日)
東京都 本多劇場

作・演出・出演:小沢道成

全文を表示

読者の反応

  • 2

SUN CHILD @mtcircle

見に行けないけどの盛況のようで何より。一人芝居なので、福岡にも是非来て欲しい! https://t.co/wRhVQL8js5

コメントを読む(2件)

関連記事

小沢道成のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 小沢道成 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします