異質なものと対峙した時、ヒトはどうするか？パラドックス定数「vitalsigns」幕開け

パラドックス定数「vitalsigns」が、昨日12月17日に東京・サンモールスタジオで開幕した。

「vitalsigns」は、深海の救難艇内で繰り広げられる密室会話劇。出演者には、劇団員の植村宏司、西原誠吾、小野ゆたかに加え、堀靖明、神農直隆が名を連ねた。

作・演出を手がける野木萌葱は、開幕に際し「稽古場では『いつもと違う……』という声も上がりましたが、どうでしょうか。私としてはいつも通りのパラドックス定数です。異質なもの、わからないものと対峙した時、ヒトはどうするか。何を選ぶのか。深度八四〇メートルの深海救難艇の救難室、完全密室での男性五人による会話劇です。年の瀬のお忙しい時期だとは思いますが、もし宜しければ劇場までお越しください。お待ちしてます」とメッセージを送った。

上演時間は1時間50分で、公演は28日まで。なお24日14:00開演回では、たけいけいこ、野木、神農によるアフタートークが実施される。