新国立劇場バレエ団「吉田都セレクション」の一部演目、指揮者、チケット発売日の変更が決定した。
同劇場の舞踊芸術監督である
「スペシャル企画 ファン投票によるアンコール上演」では、11月の「DANCE to the Future: 2021 Selection」で披露された作品郡の中から、Web投票で選ばれた数演目が上演される。候補作品となるのは、新国立劇場バレエ団のダンサーが振り付けた6作品。投票は12月21日11:00から27日11:00まで受け付けられる。
公演は、東京・新国立劇場 オペラパレスで2月19日から23日まで。チケットの一般販売は1月22日10:00にスタート。吉田のコメントは以下の通り。
吉田都コメント
「吉田都セレクション」を楽しみにしていてくださったお客様に心よりお詫び申し上げます。
オミクロン株に対する入国制限のために演目変更を余儀なくされてしまったことをとても残念に、そしてまた皆様にご迷惑をおかけしますことを申し訳なく思っております。
大変急な情勢の動きではありましたが、変更せざるを得ないと判断してから、様々な検討を重ねてまいりました。そして、「こうもり」の「グラン・カフェ」はそのままに、ビントレー振付「アラジン」の「砂漠への旅」「財宝の洞窟」を上演することにいたしました。
また、今回初めての試みとして、先月好評を賜りましたバレエ団ダンサーたちの振付による「Choreographic Group 作品」の中から、皆様のご投票により上演作品を選ばせていただきます。
今回このような試みに至りましたのは、新国立劇場、そしてバレエ団を応援してくださっている皆様に、よりバレエ団を身近に感じていただきたいという想いからです。コロナ禍で無観客公演ライブ配信などを経験し、改めて舞台というものは観客の皆様と一緒に創り上げるものだと実感しております。この企画を通して、新しいバレエ公演をお客様と双方向で形づくることができたら、これほど嬉しいことはありません。
振付家たちが作品を少し紹介する動画も作成予定ですので、先月の「DANCE to the Future: 2021 Selection」公演をご覧いただいた方は勿論、ご覧になっていらっしゃらない方もぜひご気軽にご参加いただけましたら幸いです。
どうぞ皆様のお力をお貸しください。そして皆様と一緒にこの舞台を創り上げられますことを、楽しみにしております。
ダンサー一同どの振付家、作品が選ばれるのかワクワク、ドキドキしながら、皆様のご投票を心よりお待ちしております。
新国立劇場バレエ団「吉田都セレクション」
2022年2月19日(土)~23日(水・祝)
東京都 新国立劇場 オペラパレス
指揮:冨田実里
管弦楽:
「『アラジン』より『序曲』『砂漠への旅』『財宝の洞窟』」
振付:デヴィッド・ビントレー
音楽:
「『こうもり』より『グラン・カフェ』」
振付:
音楽:ヨハン・シュトラウスII世
キャスト(19日・23日 / 20日)
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ステージナタリー @stage_natalie
新国立劇場バレエ団「吉田都セレクション」一部演目が変更に、投票で演目が決まる企画も(コメントあり)
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