山の手事情社ならではの一人芝居を、「池上show劇場【PREMIUM】」開催

劇団山の手事情社「池上show劇場【PREMIUM】」が11月5日から7日まで、東京・山の手事情社アトリエにて開催される。

これは山の手事情社による新作一人芝居公演。プログラムはDからFまで3つあり、Dプログラムには谷崎潤一郎「刺青」、宮沢賢治「虔十公園林」、梶井基次郎「桜の樹の下には」「Kの昇天」、Eプログラムには森鴎外「高瀬舟」、瀬戸内晴美「鬼」、泉鏡花「天守物語」、Fプログラムには林芙美子「骨」、織田作之助「天衣無縫」、吉屋信子「暁の聖歌」、谷崎潤一郎「卍（まんじ）」、夏目漱石「夢十夜」（第六夜）がラインナップした。

上演に向け、構成・演出を手がける安田雅弘は「『一人芝居』の稽古というと孤独な作業のように思われるが、案外そうでもない。今回10本の作品を同時に作っている。並行して稽古している他の芝居に刺激を受け、自分の作品に磨きがかかる。そういう点では別の意味で『集団創作』と言える。山の手事情社ならではの『一人芝居』を楽しんでいただきたい」とコメントしている。

なお各プログラムは11月20日19:00から来年1月26日23:59までConfetti Streaming Theaterにて配信される。