河村慎也「劇場に足を運んで」と呼びかけ、南京豆NAMENAMEの新作

南京豆NAMENAME 第6回公演「僕らの爽やかな深爪」が11月3日から7日まで、東京・花まる学習会王子小劇場にて上演される。

南京豆NAMENAMEは、2017年に河村慎也と八木そのにより結成された団体。第6回公演となる今回は、花まる学習会王子小劇場での初めての公演に挑む。上演に際し、脚本・演出を手がける河村は「もっとラフに、演劇という娯楽を単純に楽しめる工夫も精一杯しております。どうか我々の今の言葉を聞きに、劇場に足を運んで貰えたら幸いです」とメッセージを送っている。

河村慎也コメント

2021年も暮れに差し掛かり、街には人が藪を突いて出て来たかのように突然と溢れ出しました。凄まじい速度で変化する令和の人間模様、社会構図、そしてコロナ禍に対する人々の思い。直接的ではありませんが、隠喩を使い言葉を使い役者の体を使い、南京豆NAMENAMEとして一つの決着を着けようと目論んでおります。興味本位でも良いし、批判をしに来ても構いません。更にもっとラフに、演劇という娯楽を単純に楽しめる工夫も精一杯しております。どうか我々の今の言葉を聞きに、劇場に足を運んで貰えたら幸いです。