ほろびて「ポロポロ、に」上演、細川洋平「確かな音として届くよう」

ほろびて「ポロポロ、に」が、10月27日から11月1日まで東京・BUoYで上演される。

ほろびては、細川洋平によるソロカンパニー。今年の第11回せんがわ劇場演劇コンクールでは、「あるこくはく」でグランプリと劇作家賞を受賞した。

細川が作・演出を手がける「ポロポロ、に」は、田中小実昌の短編小説「ポロポロ」を手がかりに立ち上げる作品。上演に際し細川は「本作は小説とは全く関わりのない演劇作品ですが、自分の中にあふれるポロポロと、俳優の体の中にあるポロポロを集めて、“演劇”として立ち上げてみたいと思ったのです。僕たちの上演はとても小さな声かもしれません。それでも確かな音として届くように、誠心誠意、創作しようと思っています。新型コロナウイルス感染症の状況によっては大きく変化があるかもしれませんが、しぶとく『上演』に辿り着きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。

キャストには浅井浩介、齊藤由衣、高野ゆらこ、はぎわら水雨子、藤代太一、青年団の和田華子が名を連ねた。なお特典ステッカー付き先行チケットの予約は9月25日から27日まで受け付けられ、一般チケットは10月1日12:00に予約スタート。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。