ほろびて「苗をうえる」は“手が刃に変わってしまった”人を巡る物語

ほろびて「苗をうえる」が2月16日から23日まで東京のOFF・OFFシアターにて上演される。

本作は、“ある日を境に手が刃に変わってしまった”人を巡る物語。何も、誰も傷つけないように気を配りながら生きようとしているその人は、ある日、苗を買って……。出演者には阿部輝、辻凪子、藤代太一、三森麻美、和田瑠子が名を連ねた。

作・演出を手がける細川洋平は上演に向けて、「やさしさと継承について考える作品になるのではと思います。今回も作品を引っ張ってくれそうなすばらしい出演者が揃いました。ぜひ見に来ていただけたらうれしいです」とコメントしている。

細川洋平コメント

意識と無意識であったり、望む望まないにかかわらず結局そうなってしまうこととその可能性について。観測されうる選択の先にあること。そして更にその先のことと前のこと。

夜にひとけのない路地を歩いて、出くわした猫を写真に撮ろうとして、明るさが足りないからうまく撮れず、ライトを付けた途端に逃げられてしまった、というような。

そんな作品です。

やさしさと継承について考える作品になるのではと思います。

今回も作品を引っ張ってくれそうなすばらしい出演者が揃いました。

ぜひ見に来ていただけたらうれしいです。

感染対策を行いながら、劇場でお待ちしています。よろしくお願いします！

細川洋平