「華麗なる宝塚歌劇の世界~Season3~」が、時代劇専門チャンネルで6月21日22:00にスタート。初回放送のゲストとして
「華麗なる宝塚歌劇の世界」は、宝塚歌劇団による日本物の舞台映像が放送される番組。作品放送の前後では、
中井と真飛のトークは、5月下旬に東京・東京宝塚劇場と同じビルにある“秘密のカフェ”で撮影された。「花のいそぎ」は、真飛にとって、宝塚バウホールでの初主演作。真飛は日本物について「華やかですし、情緒あふれる世界観で、観るぶんには好きだった」と話すが、出演に対しては苦手意識があったと語る。「日本舞踊は、(宝塚音楽)学校に入ってから初めて習ったんですけど、全然できなくて。いつも居残りだったんですよ。更衣室で着物に着替えるんですが、稽古場に着く頃にはAラインになっていて(笑)。いつも先輩に『もー!』って直してもらっていました」と振り返る。「できれば日本物には当たりたくないなーと思っていたのですが、まさかの(バウホール)初主演作が日本物で(笑)。でもそれが、神様からの『逃げるな』っていう贈り物だと思って努めました。最終的に、日本物が大好きになりました」とほほ笑んだ。
真飛は、本作で主人公の篁を演じる。演じた当時の苦労を「篁は、感情の起伏があまり表に出なくて。柚希礼音演じる(藤原)常嗣とは、陰と陽という感じでしたね。心の機微を舞台上で表現するのがすごく難しかった」と語る。中井から、ヒロイン・三の君役の琴まりえの印象を聞かれると、真飛は「学年が近くて、もともと仲良し。2人ですごく考えながら演じましたね。安心感がありました」とコメント。さらに柚希については「ジャイアンみたいな役でしたね(笑)。琴ちゃんもそうですけど、彼女もまっすぐな性格で、私を信じてついてきてくれていた。絆が深まった作品」と懐かしそうに目を細めた。
最後に、中井から日本物の魅力を問われると、真飛は「華やかなんだけど、憂いや情緒があって、ほろりと涙が出てくる。パッと照明が着いた瞬間、着物の面々がいるシーンの華やかさは、宝塚でしか出せない魅力。(日本物は)宝塚の財産ですよね」と話した。トーク部分ではそのほか、真飛の宝塚退団後の活動や、視聴者からのメッセージなども紹介された。「華麗なる宝塚歌劇の世界~Season3~」は、毎週月曜22:00から。
時代劇専門チャンネル「華麗なる宝塚歌劇の世界~Season3~」
2021年6月21日(月)22:00~
司会:
ゲスト出演:
「花のいそぎ」('04年星組 宝塚バウホール)
出演:真飛聖、琴まりえ ほか
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