泉鏡花の小説を原作に、
このたび本作が、4Kデジタルリマスター版として42年ぶりに上映されることについて、篠田は「坂東玉三郎が、山崎努・加藤剛を相手に緊迫した現代劇を演じ、その果てに魔性の姫に変化する見事な<女形>と、世界を圧倒した大洪水の<特撮技術>のお家芸が出会った日本映画の奇跡を、その目で確かめてください」、玉三郎は「泉鏡花『夜叉ヶ池』の世界をデジタル化により美しくよみがえった映像で皆さまに是非ご覧いただきたいと思います」とコメントした。
なお「夜叉ヶ池」4Kデジタルリマスター版のBlu-rayが、7月14日に発売される。Blu-rayには、劇場公開時のポスターデザインとなるポストカードと、プレスシート縮刷版の特典が付属する。
また、東京・東劇ほかで上映されるシネマ歌舞伎「月イチ歌舞伎」では、6月4日から24日まで「
篠田正浩コメント
この新作「夜叉ヶ池」を観る人は、坂東玉三郎が、山崎努・加藤剛を相手に緊迫した現代劇を演じ、その果てに魔性の姫に変化する見事な<女形>と、世界を圧倒した大洪水の<特撮技術>のお家芸が出会った日本映画の奇跡を、その目で確かめてください。90歳でデジタル技術でよみがえった「夜叉ヶ池」の初日を迎える冒険を楽しみにしています。
坂東玉三郎コメント
昨年の夏に篠田正浩監督と再会して「夜叉ヶ池」のデジタルリマスター化のプロジェクトが始まりました。デジタル化の作業で映像を確認して、撮影当時の1つ1つの出来事を鮮明に記憶していたことに気づきました。それだけ思いを込めて撮影に臨んでいたのだと思います。泉鏡花「夜叉ヶ池」の世界をデジタル化により美しくよみがえった映像で皆さまに是非ご覧いただきたいと思います。
関連記事
ryugo hayano @hayano
坂東玉三郎主演映画「夜叉ヶ池」が42年ぶりに美しくよみがえる!4Kデジタルリマスター版(コメントあり) https://t.co/YI6YGH2KFH