坂東玉三郎主演映画「夜叉ヶ池」が42年ぶりに美しくよみがえる!4Kデジタルリマスター版

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坂東玉三郎が主演した映画「夜叉ヶ池」の4Kデジタルリマスター版が、7月10日に東京・ユーロスペースでジャパンプレミア上映される。

映画「夜叉ヶ池」より。(c)1979/2021 松竹株式会社

映画「夜叉ヶ池」より。(c)1979/2021 松竹株式会社

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映画「夜叉ヶ池」より。(c)1979/2021 松竹株式会社

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泉鏡花の小説を原作に、篠田正浩が監督を手がけた「夜叉ヶ池」は、1979年に公開された映画。玉三郎は、村に暮らす女性・百合と夜叉ヶ池の竜神・白雪姫の一人二役を演じ、その村に調査のため訪れた学者・山沢を山崎努、百合の夫・晃を加藤剛が務めた。

このたび本作が、4Kデジタルリマスター版として42年ぶりに上映されることについて、篠田は「坂東玉三郎が、山崎努・加藤剛を相手に緊迫した現代劇を演じ、その果てに魔性の姫に変化する見事な<女形>と、世界を圧倒した大洪水の<特撮技術>のお家芸が出会った日本映画の奇跡を、その目で確かめてください」、玉三郎は「泉鏡花『夜叉ヶ池』の世界をデジタル化により美しくよみがえった映像で皆さまに是非ご覧いただきたいと思います」とコメントした。

なお「夜叉ヶ池」4Kデジタルリマスター版のBlu-rayが、7月14日に発売される。Blu-rayには、劇場公開時のポスターデザインとなるポストカードと、プレスシート縮刷版の特典が付属する。

「鰯賣戀曳網」より。(c)松竹

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「籠釣瓶花街酔醒」より。(c)松竹

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また、東京・東劇ほかで上映されるシネマ歌舞伎「月イチ歌舞伎」では、6月4日から24日まで「《シネマ歌舞伎/鰯賣戀曳網》」、7月23日から29日まで「《シネマ歌舞伎》籠釣瓶花街酔醒」と、玉三郎の出演作がラインナップされている。併せてチェックしよう。

篠田正浩コメント

この新作「夜叉ヶ池」を観る人は、坂東玉三郎が、山崎努・加藤剛を相手に緊迫した現代劇を演じ、その果てに魔性の姫に変化する見事な<女形>と、世界を圧倒した大洪水の<特撮技術>のお家芸が出会った日本映画の奇跡を、その目で確かめてください。90歳でデジタル技術でよみがえった「夜叉ヶ池」の初日を迎える冒険を楽しみにしています。

坂東玉三郎コメント

昨年の夏に篠田正浩監督と再会して「夜叉ヶ池」のデジタルリマスター化のプロジェクトが始まりました。デジタル化の作業で映像を確認して、撮影当時の1つ1つの出来事を鮮明に記憶していたことに気づきました。それだけ思いを込めて撮影に臨んでいたのだと思います。泉鏡花「夜叉ヶ池」の世界をデジタル化により美しくよみがえった映像で皆さまに是非ご覧いただきたいと思います。

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ryugo hayano @hayano

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