「斬られの仙太」開幕に伊達暁「力を尽くして幕末の水戸を駆け抜けたい」

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「斬られの仙太」が昨日4月6日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

人を思うちから 其の壱「斬られの仙太」より。(撮影: 宮川舞子)

人を思うちから 其の壱「斬られの仙太」より。(撮影: 宮川舞子)

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本作は、新国立劇場が行っているフルオーディション企画の第3弾。今回は幕末から明治にかけての激動を描いた三好十郎「斬られの仙太」を上村聡史の演出で立ち上げる。常陸の国の水呑み百姓・仙太郎は、年貢の減免と取立の猶予を訴えたせいで、村から追い出されてしまう。復讐を誓った仙太郎は江戸で剣法を学び、博徒となって故郷へと戻る道すがら、ひょんなことから水戸天狗党絡みの騒動へと巻き込まれていき......。

人を思うちから 其の壱「斬られの仙太」より。(撮影: 宮川舞子)

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開幕に向けて上村は、「念願の本作を演出でき、大変嬉しいのと同時にお客様が4時間近くを集中してご覧になられていて、勇気を頂きました」「なかなか上演されることのない作品であることも含め、是非劇場に足をお運び頂けたらなによりです」とコメント。仙太郎役の伊達暁は「コロナ禍を経て、百姓仙太郎の世を憂う叫び声はより痛烈に響きます」と感慨を述べつつ、「千穐楽まで力を尽くして幕末の水戸を駆け抜けたいと思います」と意気込みを語った。

上演時間は途中2回休憩を含み、4時間20分の予定。

上村聡史コメント

念願の本作を演出でき、大変嬉しいのと同時にお客様が4時間近くを集中してご覧になられていて、勇気を頂きました。今の時期、劇場に足を運ぶことさえ大変なのに、三好十郎さんが32歳の時に書いたこの大作が、今のこの時代だからこそ、こんなにも響く力を持っているんだなと改めて実感しました。なかなか上演されることのない作品であることも含め、是非劇場に足をお運び頂けたらなによりです。

伊達暁コメント

フルオーディション企画第3弾の「斬られの仙太」、いよいよ初日を迎えました。キャスト決定したのが一年前。コロナ禍を経て、百姓仙太郎の世を憂う叫び声はより痛烈に響きます。緊急事態宣言下での気の抜けない稽古場でしたが、集ったメンバーは意欲的に三好十郎の重厚な戯曲に挑み、きつく傾いた八百屋舞台で汗をかいてきました。さて、どうなるものか。千穐楽まで力を尽くして幕末の水戸を駆け抜けたいと思います。

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人を思うちから 其の壱「斬られの仙太」

2021年4月6日(火)~25日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

作:三好十郎
演出:上村聡史
出演:青山勝浅野令子、今國雅彦、内田健介木下政治久保貫太郎小泉将臣小林大介佐藤祐基瀬口寛之伊達暁中山義紘、原愛絵、原川浩明陽月華山森大輔

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※2021年4月24日追記:4月25日の公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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