「横浜ダンスコレクション2021」コンペ受賞者に高橋萌登、柴田美和、女屋理音ら

2月4日から7日まで、神奈川・横浜にぎわい座 のげシャーレ、神奈川・横浜赤レンガ倉庫 1号館 3Fホールにて行われた「横浜ダンスコレクション2021」コンペティションI、IIの受賞振付家が決定した。

コンペティションIでは、83組の応募から4カ国10組のファイナリストによる作品が上演された。その結果、審査員賞と城崎国際アートセンター（KIAC）賞に高橋萌登「幻モキュメント」、若手振付家のための在日フランス大使館賞に柴田美和「Oblivion」、アーキタンツ・アーティスト・サポート賞にnouses「nous」、奨励賞に井田亜彩実の「species-種-」が輝いた。

25歳以下の新人アーティスト向けのコンペティションIIには、38名の応募から12名がファイナリストに。最優秀新人賞には、女屋理音「I’m not a liar.」、アーキタンツ・アーティスト・サポート賞に小林萌「ON AIR」、奨励賞には竹内春香「AM0：01」と島田幹大「tangle」、ベストダンサー賞には村上生馬「胎内回帰」が選ばれた。

コンペティションIの審査員を、岡見さえ、北村明子、近藤良平、多田淳之介、浜野文雄、サンソン・シルヴァン、グザヴィエ・ぺルソン、エマール・クロニエが、コンペティションIIの審査員を伊藤千枝子、加藤弓奈、ヴィヴィアン佐藤、浜野が務めた。

なお、ステージナタリーでは「横浜ダンスコレクション2021」の特集を展開中。今回、ダンスクロス枠で過去作のブラッシュアップに挑む梅田宏明と岡本優、そして赤レンガ倉庫1号館館長で「横浜ダンスコレクション」プロデューサーの小野晋司が、「ダンコレ」への思いを語っている。