劇団民藝が三好十郎の「地熱」上演、田中麻衣子の演出で働く者たちの生活描く

劇団民藝「地熱」が2月6日から14日まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

「地熱」は来に生誕120周年を迎える三好十郎が、34歳のときに発表した作品。本作では、三好の故郷・佐賀を思わせる炭鉱町を舞台に、線路工夫、百姓といった働き手たちの姿が描かれる。演出を手がけるのは劇団民藝に初参加となる田中麻衣子だ。炭鉱町の飲み屋で働く香代を飯野遠が、彼女と恋仲になる渡り人夫の留吉を神敏将が演じるほか、岩谷優志、金井由妃、齊藤尊史、森田咲子らが出演する。なお、日高里美と増倉佑美はWキャストの回替わり出演となる。