舞台「ぼくらの七日間戦争」が、本日9月11日に東京・かめありリリオホールにて開幕。これに先がけ同日、公開ゲネプロが行われた。
「ぼくらの七日間戦争」は、1985年に宗田理が発表した小説。1988年に実写映画化され、昨年には「
物語の舞台は1985年夏、東京の下町。本作では、
馬場は、強い正義感に突き動かされながらも、思春期特有の複雑な思いに揺れ動く英治役を熱演。大人との摩擦や思いがけない事件に前面から立ち向かう青年を真っすぐに演じた。
立てこもった“ぼくら”の仲間には、
そんな男子たちの強力な助っ人となる女生徒役には、今作のヒロイン・中山ひとみ役の濱咲友菜(AKB48)、男勝りな堀場久美子役の國森桜、場を明るくするマスコット的存在・橋口純子役の鹿目凛(でんぱ組.inc)が顔をそろえる。何かと危なっかしい男子陣を彼女たちがどのようにサポートするのかにも注目だ。
またこの物語では、“ぼくら”の敵となる大人たちの存在も大きい。
このほか、生徒たちの味方につく心優しい養護教諭・西脇由布子役には
開幕に際し、馬場は「『中学生の菊地英治』を『35歳の自分』が演じさせていただける事は、もう感謝では言い表せないくらいの役者冥利に尽きる事と思っています(笑)」とコメント。「是非、あの当時を知っている方には『懐古』を。全く触れてなく新しいと思う方には『遭逢』を感じていただければ嬉しいと思います」と観客にメッセージを送った。彼らの“七日間戦争”がどのような結末を迎えるのか、劇場で見届けてほしい。上演時間は約2時間10分。公演は9月20日まで。
なお、このたび千秋楽公演の生配信が決定。視聴チケットは明日9月12日21:00から20日15:00まで販売される。さらに本作のDVDが来年2月10日にリリース決定。併せてチェックしよう。
馬場良馬コメント
今回、素敵な原作である「ぼくらの七日間戦争」を舞台で上演出来る事本当にありがたく思います。そんな素敵な原作の主人公である「中学生の菊地英治」を「35歳の自分」が演じさせていただける事は、もう感謝では言い表せないくらいの役者冥利に尽きる事と思っています(笑)。
今回の物語の舞台は、そんな「35歳の自分」が生まれた時代が舞台となっています。今とは少し違う時代、体罰等もまだ存在していた社会や大人に対して、反旗を翻そうとした中学生達。
あの当時の「生きる事へのエネルギー」みたいな物をどうにか表現出来るよう稽古を積み重ねてまいりました。是非、あの当時を知っている方には「懐古」を。全く触れてなく新しいと思う方には「遭逢」を感じていただければ嬉しいと思います。
濱咲友菜コメント
今回、舞台「ぼくらの七日間戦争」で中山ひとみ役を演じる濱咲友菜です!
語り継がれてきた物語、そして宮沢りえさんの役として印象が強い役を務めるにあたり、私自身もまだまだ舞台経験が浅く、今も驚きと不安でいっぱいではありますが、周りの方々のサポートもいただきながら皆で一緒により良いものをお届けできるようにしていきたいです。
そして何より演技をすることが好きなので、自分を信じて頑張りたいと思います!
酒井敏也コメント
このコロナ禍で舞台本来のお客様前で芝居出来る喜びを噛み締めております。
若者達のエネルギー溢れる舞台は皆様に元気を与えます!
勿論出演者全員若者に負けてはいません!
お客様に感謝を込め満足して頂く芝居をお届けいたします!
舞台「ぼくらの七日間戦争」
2020年9月11日(金)~20日(日)
東京都 かめありリリオホール
原作:宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫)
脚本・演出:
キャスト
菊地英治:
相原徹:
天野司郎:
柿沼直樹:
安永宏:
宇野秀明:
立石剛:一瀬晴来
中尾和人:
谷本聡:
佐竹哲郎:
佐竹俊郎:
中山ひとみ:濱咲友菜(AKB48)
堀場久美子:國森桜
橋口純子:鹿目凛
柿沼靖樹:
酒井敦:
八代謙一:添田翔太
菊地詩乃:平山空
矢場勇:
杉崎警部:
西脇由布子:
堀場千吉:
榎本勝也:
橋口暁子:
田中康弘:
柿沼奈津子:
瀬川卓蔵:
丹羽満:
※濱咲友菜の「濱」は異体字が正式表記。
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KADOKAWA文芸編集部 @kadokawashoseki
『#ぼくらの七日間戦争』(#宗田理/原作 角川文庫、角川つばさ文庫)開幕、中学生役を熱演する #馬場良馬「役者冥利に尽きる」
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