宇宙Six・
宇宙Sixメンバーの松本幸大と山本亮太がゲネプロを観劇していたことに触れた江田は「まさか最前列のど真ん中を陣取っているなんて!(笑) 舞台に出ていった瞬間気が付きました。メンバーが視界に入るので、めっちゃ緊張しましたが、芝居を観ながら笑っていたのでホッとしました」と心境を明かす。
また今回座長として、大人数の座組メンバーを率いることに対しては「例えるなら(堂本)光一くんがやるようなこと。だからこそ誰にも頼れないという点では不安を感じました。でもこの作品を良くしようというベクトルが皆合えば、自然に同じ方向を向くと思うので、座長としては皆に自分の熱量やがんばろうという思いを伝えるようにしました。光一くんのように背中で語ることはできないので、皆で手を取り合って一緒に進んでいこうというスタイルです!」と述べ、「こんな時期だからこそ、俺たちにできることは何か、という熱いメッセージを強く持った作品なので、お客様1人ひとりに元気と勇気を届けられたら」と意気込んだ。
須藤は「今回は結婚している役で、しかも自分のほうが強くて旦那を尻に敷いている役柄。実年齢が離れているのもあって、旦那役の方といろいろ話し合って役作りしていました。本当に嫌いなら離婚しているはず。でもお互いどこかに『好き』がまだあるから、ギクシャクしても別れない。なのでどこかに『好き』という気持ちを残しておきたい」と役作りについてコメント。さらに江田の印象を「作品に対してすごく真面目で、『ここはこうしたらいいと思うんだけど、どう思う?』などといろんな役者さんと話し合ったり、ダンスのシーンについては振付師の方がいないときに全体を見てくれて、『そろってる、そろってない』『こうするとそろって見えてきれいですよ』とアイディアを出してくださったり、頼れる座長でした」と語った。
続く藤江は「いつもは演じる側の私ですが、今回メイキングビデオの監督として撮影する側を演じています。私たちだけでは作品は作れないんだなってことをスタッフ役をやることで改めて感じました。この物語自体、製作現場の裏側を描く物語なので、広瀬を演じながらどんどん成長していきたい」と気合十分な様子。
そして野村は「今回の新型コロナウイルスはどんなに気を付けていてもかかってしまうことがあり、一度感染すると芝居そのものが中止になってしまう。映画なら少し撮影を遅らせて、ということもできますが、舞台はそうはいかない。連日緊張感を持って稽古をやっていました。座長の江田さんも、そんな中でいろいろなストレスを抱えていたでしょうが、それを一切見せずにがんばっていました。1人でも多くの方に観ていただきたい作品なので、まずは生の舞台を、そして最終日の配信で、あるいは来年以降、コロナが落ち着いてから地方公演などもしていければいいですね」と言葉に力を込めた。
本作には江田、須藤、藤江、野村のほか、ジャニーズ Jr.の小川優、
「知恵と希望と極悪キノコ」
2020年8月19日(水)~23日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
作・演出:
出演:
「知恵と希望と極悪キノコ」配信
2020年8月23日(日)16:00~
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