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桂ざこばの復帰に内博貴が頼もしさを発揮、米朝夫婦描く「なにわ夫婦八景」

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桂米朝五年祭記念「『喜劇 なにわ夫婦八景』米朝・絹子とおもろい弟子たち」製作発表より、左から内博貴、筧利夫、真琴つばさ、桂ざこば。

桂米朝五年祭記念「『喜劇 なにわ夫婦八景』米朝・絹子とおもろい弟子たち」製作発表より、左から内博貴、筧利夫、真琴つばさ、桂ざこば。

2月に大阪・大阪松竹座で上演される「『喜劇 なにわ夫婦八景』米朝・絹子とおもろい弟子たち」の製作発表が、昨日12月12日に大阪府内で行われた。

“桂米朝五年祭記念”として上演される本作は、桂米朝とその妻・絹子、そして米朝の弟子たちを描いた廓正子著「なにわ華がたり」をもとにした舞台。米朝役を筧利夫、絹子役を真琴つばさ、その息子・桂米團治役を内博貴が演じるほか、出演者には池乃めだか、西川忠志、桂塩鯛、今野浩喜、野口晋市、桜花昇ぼる、曽我廼家文童、三林京子、そして桂ざこばらが名を連ねている。

まず、米朝の実子である桂米團治は「両親の人生がこういったお芝居になるなんて、夢にも思っておりませんでした」と感動をあらわにし、真琴は「大阪弁もまだまだ未熟ではございますが、ざこば師匠はじめ心強い共演者のみなさまに身を預けながら、筧さん演じる米朝師匠、内さん演じる息子を愛し、何よりも大阪の皆様に愛される舞台を作りたい」とコメント。筧は、米朝役を務めることに「責任重大で本当に身の引き締まる思い」と述べつつ、「多方面から落語を観察して分析する、“部長刑事”のようなところがあったのではないかと」と米朝のイメージを語る。

内は「昔、ざこばさんの落語の会を観せていただいたのですが、実はそのときに米朝さんに一度だけお会いしていて。縁があったのかなと勝手ながら思っています」と感慨を述べる。今回が復帰作となるざこばは「体は良い、脳みそはどうしようもない。台本見てたら、入ってこないね。今日も内くんに言ってたんです。(セリフを)忘れるからひとつ頼むで、と」と話すと、ざこばと深い親交があり、プライベートではパパと呼んでいるという内は「パパ、大丈夫ですよ。周りでサポートしますから」と頼もしさを発揮。さらに筧がざこばに「師匠、結構長いセリフもありますよ」と語りかけると、ざこばは「じゃあそれは脚本の先生に言うて、ちゃーちゃん(米朝)のセリフに変えといて、って頼みますわ」と発言し、会場の笑いを誘った。

公演は2020年2月1日から16日まで大阪・大阪松竹座で行われ、チケットの一般販売は1月4日10:00にスタートする。

桂米朝五年祭記念「『喜劇 なにわ夫婦八景』米朝・絹子とおもろい弟子たち」

2020年2月1日(土)~16日(日)
大阪府 大阪松竹座

原作:廓正子(「なにわ華がたり」より)
脚本・演出:堤泰之

キャスト

中川絹子(桂米朝の妻):真琴つばさ
桂米朝:筧利夫
中川明(桂小米朝、後の五代目米團治):内博貴
海乃くじら(漫才師):池乃めだか
海乃いるか(漫才師):西川忠志
大西信行(正岡容の門下生):桂塩鯛
桂朝丸(後の桂ざこば):今野浩喜
正岡容(米朝の師):野田晋市
勝浦千浪(OSKのスター):桜花昇ぼる
三津谷武夫:曽我廼家文童
桑田末子(絹子の母):三林京子
四代目桂米團治(米朝の師匠):桂ざこば

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