久門剛史「らせんの練習」が、昨日10月20日に京都・ロームシアター京都 サウスホールにて上演された。
本作は「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」の公式プログラムの1つ。京都を拠点に活動する美術家の久門がアイスランドやインドネシア、タイ、そして京都で採集したフィールドレコーディングと、オブジェクトの記号的な断片が重なり合い、サウスホールの空間に記憶の物語を立ち上げた。
公演を終えた久門は、「いつかの夢の様な、幻のような存在を目指して構想していましたが、それが実現できたと感じています」と手応えを明かすと共に、「さらにこの作品を成長させて、海外での公演を実現させるという目標をもっています」と展望を語っている。
なお「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」は、10月27日までロームシアター京都ほかにて開催中だ。
久門剛史コメント
優秀なチームに恵まれ、1人では成し得る事ができない作品を制作することができました。劇場での仕事は普段の自分のフィールドであるビジュアルアートとは違い、スピード感をもって公演し、潔く去っていく爽快な感覚を覚えました。いつかの夢の様な、幻のような存在を目指して構想していましたが、それが実現できたと感じています。さらにこの作品を成長させて、海外での公演を実現させるという目標をもっています。
久門剛史「らせんの練習」
2019年10月20日(日)※公演終了
京都府 ロームシアター京都 サウスホール
演出・美術・音:久門剛史
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」
2019年10月5日(土)~27日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール“アルティ”、THEATRE E9 KYOTO ほか
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【公演レポート】久門剛史がロームシアター京都に立ち上げた“幻のような存在”「らせんの練習」(コメントあり)
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