PARCOプロデュース「プレイハウス」が昨日8月25日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕。これに先がけ同日、囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
物語の軸となる役どころを担うヤママチミキは、思っていることを口に出すのが苦手なミキのもどかしさを繊細に表現し、ソロパートではエモーショナルな歌声を響かせる。一方、磯村は容姿端麗であらゆる女性からモテるが、どこかミステリアスな一面を持つ聖夜をクールに演じた。
また、挙動のおかしなアードリアン役の
劇中では、「GANG PARADE」「GANG 2」といったGANG PARADEのナンバーと物語がリンクし、東京ゲゲゲイ・MARIE振付によるパフォーマンスがバックバンドの生演奏に乗せて展開されていく。作詞を根本、“rap詞”をヤママチ、作曲を松隈ケンタが手がけたアップテンポな新曲「Wake up Beat!」にも注目だ。
ゲネプロ前に行われた囲み取材には、根本、GANG PARADE、磯村が登壇。根本は開幕に際し、「私はミュージカル初挑戦で、GANG PARADEは初舞台、磯村さんも初ミュージカルと、“初めてづくし”のメンバーで作りました。GANG PARADEの曲と物語がリンクする、お祭り感のあるジュークボックスミュージカルに仕上がっています」と自信をのぞかせた。
ココ・パーティン・ココは、「(演劇のことは)右も左もわからなかったので、すべてが新鮮。アイドル好きな方も、舞台好きの方にも観ていただきたいです」とアピール。ユイ・ガ・ドクソンが稽古の苦労について「この数週間、日々、死んで、生まれて、死んで生まれての繰り返しで……」と発言すると、周りからは「死んではいない!(笑)」と総ツッコミが入った。
さらにユメノユアは「根本さんと素敵な俳優の皆さんのおかげで、日々楽しく勉強させていただいています」、
そして月ノウサギは「私たちのコンセプトは“みんなの遊び場”なので、新たな“遊び場”を作り上げることが本当に楽しいです」、ハルナ・バッ・チーンは「今年の夏を『プレイハウス』で締めくくることができてとてもうれしい」、ナルハワールドは「稽古での1つひとつの出来事が新鮮でした。楽しい作品を届けられたら」と、それぞれ心境を語った。
「初ミュージカルということで、挑戦の場をいただけてワクワクしています」と期待を口にする磯村は、役作りについて「実際に歌舞伎町の有名なホストクラブに行き、現役のホストの方々にお会いしたりして、役を作っていきました」とエピソードを明かす。さらに、「今回、僕も歌わせていただくシーンがあるので、楽しみにしていただけたら」と観客に呼びかけ、「夏フェスに行くような感覚で遊びに来てください!」と囲み取材を締めくくった。
上演時間は途中休憩を含む約2時間45分。東京公演は9月1日まで行われ、9月28日には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
なおステージナタリーでは、「プレイハウス」特集を展開中。根本と磯村、そして松隈がお互いの創作についてや、ギャンパレとその楽曲の魅力を語り合っている。関連する特集・インタビュー
PARCOプロデュース2019「プレイハウス」
2019年8月25日(日)~9月1日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
2019年9月28日(土)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
作・演出:
音楽:
出演:GANG PARADE(
使用楽曲
・「Wake up Beat!」(※書き下ろし新曲)
・「GANG PARADE」
・「GANG 2」
・「LAST」
・「Close your eyes」
・「Happy Lucky KiraKira Lucky」
・「sugar」
・「正しい答えが見つからなくて」
・「RATESHOW」
・「FOUL」
・「Are you kidding?」
・「Jealousy Marionnette」
・「CAR RADIO」
・「HERETIC」
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